ドラッグストア各社が3月次の売上を発表し、ゲンキー、クスリのアオキ、ツルハが好調な売上となる一方、カワチ薬品は前年の反動で厳しい結果となったことが分かった。

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■ゲンキーは第3四半期まで好調に推移

 3月22日、主に中部地方で展開するゲンキードラッグストアーズが月次営業速報を発表した。3月度(2月21日〜3月20日)における前年同月比は、既存店売上高が104.8%(曜日調整後:104.9%)、全店売上高が115.4%(同:115.5%)だった(客数、客単価は未公表)。

 今期(2017年7月〜18年6月)は、既存店売上高が9月に98.8%(曜日調整後:100.8%)と前年比マイナスとなった以外は、常に前年比プラスを維持しており、全店売上高も110%台の半ばを続けている。年度累計は既存店売上高が102.7%、全店売上高が114.8%。

■アオキは全店の客数が好調

 3月27日、北陸・中部地方で展開するクスリのアオキホールディングスが月次営業速報を発表した。3月度(2月21日〜3月20日)における前年同月比は、既存店売上高が107.3%、客数が104.1%、客単価が103.1%、全店売上高が121.2%、客数が120.5%、客単価が100.5%だった。

 今期(2017年6月〜18年5月)は、既存店が客数、客単価ともに好調。全店では客単価がわずかに前年比マイナスとなる月があるものの、客数の好調さにけん引されて、全店売上高は115%〜120%台のプラスが続いている。3月度の出店は7店の他、調剤薬局を2店で併設し、3月20日時点の店舗数は440店となっている。

■ツルハは既存店、全店ともに順調

 3月30日、「ツルハ」「くすりの福太郎」「レディ薬局」などを展開するツルハホールディングスが月次営業速報を発表した。3月度(2月16日〜3月15日)における前年同月比は、既存店売上高が104.4%、客数が100.3%、客単価が104.0%、全店売上高が108.4%、客数が104.9%、客単価が103.3%だった。

 今期(2017年6月〜18年5月)は、既存店、全店ともに好調で、既存店の客数が8月(98.1%)、11月(99.0%)に前年比マイナスとなった他は、常に客数、客単価とも前年を上回ってきた。今期の累計では既存店売上高が103.0%、全店売上高が106.9%となっており、既存店、全店ともに前年比プラスとなりそうだ。また3月度の開店は8店、閉店は2店で店舗数は1,901店舗と期初の6月から146店増加している。

■カワチ薬品は前年の反動でマイナスに

 4月2日、関東甲信越や東北地方の南部で展開するカワチ薬品が3月度の売上高を発表した。カワチ薬品個別では、前年同月比は既存店売上高が94.3%、全店売上高が96.7%。連結では、前年同月比は既存店売上高が94.6%、全店売上高が97.0%だった(客数、客単価は未公表)。他のドラッグストアと比較して不振が目立つものの、同時に掲載している月次動向によると、花粉症などの季節関連商材は堅調だったものの、「昨年度の販促施策による反動減の影響等もあり、売上高は減少」とのこと。

 もっとも不振だったのは、この3月だけではなく、既存店、全店ともに伸び悩んだことで、今期(2017年4月〜18年3月)の累計は、カワチ薬品個別では、既存店売上高が98.5%、全店売上高が101.0%、連結では、既存店売上高が98.3%、全店売上高が100.7%に留まっている。店舗数は、カワチ薬局個別で292店、連結で329店となっている。