中央噴水広場でピクニックシートを広げてお花見

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今年は、忙しくて花見をできなかった……。しかし、そんな人にもリベンジのチャンスが! それはゴールデンウィークに北海道へ行くことです。場所にもよりますが、北海道の桜の見ごろの時期はGW以降で、遅いところでは5月中旬というところも。そんななかでオススメのひとつが函館です。

小さいながら頂上では函館の海を見ることも

函館といえば、五稜郭の桜や、函館山からの夜景などがメジャースポットですが、地元の人たちに桜名所として愛されているのが函館公園です。現在、公園内にはおよそ400本の桜があるのですが、ほかにも遊園地や博物館、展望台など、たくさんの施設があります。

じつはこの函館公園、1879(明治12)年に開園という日本でも屈指の歴史のある都市公園なんです。桜の名所となったのは、1891(明治24)年と1894(明治27)年に地元の商人が、奈良県の吉野山に憧れ、自らの手で桜と梅5250本を植栽したことによります。起伏ある園内は、さまざまな視点で観桜できるのが魅力! 

園内でぜひ見ておきたいのが、公園内のミニ遊園地「こどものくに」。かなりレトロな様相で来園者を迎えてくれます。特に注目したいのが、日本最古とされる観覧車! 一番高いところでおよそ12メートル(ビル3階ほどの高さ)まで上がり、海を見ることができます。

「函館っ子は3代続けてこどものくにで遊んでいます。おばあちゃんに手を引かれた幼児が、観覧車に乗って喜ぶ光景はほほえましいですね。」と、遊具担当の加藤大地さんは語ります。

また、ひっそりとたたずむ開拓使函館仮博物場(旧函館博物館一号)も、日本に現存する博物館の中で一番古いもの。その横には桜の木が植えられています。咲き誇る花とレトロな建物、一緒に愛でてのお花見も素敵ですね。

「明治山展望台」は公園内を見渡すことのできるスポット。桜のシーズン中はライトアップされ、幻想的な夜桜を楽しめます。さらに海が近いため桜と海を同時に見ることも! この他にも動物園や旧図書館など、一度は足を運んでみたいスポットが点在しています。

2016年に開業した北海道新幹線のおかげで、以前よりも気軽に函館に行けるようになりました。日本最古の観覧車からのお花見、話のタネにいかがでしょう。

■住所:函館市青柳町17 ■電話:0138・22・6789(函館市住宅都市施設公社 西部公園事務所) ■開園時期:常時開園(ビジターセンターは8:45〜17:30、動物施設は4月〜10月が8:45〜17:30・1月〜3月が〜16:00) ■休日:なし(ビジターセンター・動物施設休園日 12月29日〜1月3日) ■駐車場:4台(障害者用のみ・無料) (北海道ウォーカー・石田直樹)