<外為市場>

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の106円前半。不安定な米国の株価や保護主義の先鋭化懸念から、ドルは日中、しっかりと106円台に乗せることはできなかった。その後、夕刻に入って、ドルは106円台で推移している。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国株が大幅安となったことを嫌気した売りが優勢となり、寄り付き直後に下げ幅は300円を超えた。心理的節目の2万1000円に接近したが、売り一巡後は押し目買いが入り下げ幅を縮小した。東証1部の売買代金は2兆円台を回復したものの、日中は積極的な売買が手控えられ、後場は安値圏で方向感なくもみあった。

東証1部騰落数は、値上がり787銘柄に対し、値下がりが1220銘柄、変わらずが74銘柄だった。

<短期金融市場> 17時45分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.067%になった。資金調達意欲は限られた。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.110%とマイナス幅を縮小した。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.097%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小高い。7日物の米ドル資金供給オペに応札はなかった。

新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札は、落札利回りが前回に比べて上昇した。国内勢の担保需要が剥落したことが影響したとの見方があった。

<円債市場> 

長期国債先物は続伸で引けた。前日の海外市場で米中貿易戦争への懸念からリスク回避となった流れを引き継いだ。日経平均株価が軟調に推移したことも買いを誘った。

現物債は強含み。長期ゾーンは10年債入札を順調にこなすと、金利に強い低下圧力がかかった。中期ゾーンもしっかり。前日に調整した超長期ゾーンは押し目買いから堅調に推移した。生損保や年金勢の需要が観測されていた。