愛知県警、京都府警などの合同捜査本部は3月29日、女性から銀行口座などをダマし取った容疑で住所不定・無職の藤原義数容疑者(48)を再逮捕した。

 最初の逮捕は3月上旬だった。藤原容疑者は昨年4〜6月、出会い系サイトで知り合った22歳の女性と都内で会い、「愛人契約で月に3、4回会ってくれれば20万円払う」とウソを言って開設させた銀行口座のキャッシュカードなどをダマし取った容疑で逮捕された。

「藤原容疑者はダマし取ったカードを詐欺グループに転売。グループはネットショッピング詐欺や不正送金に悪用していました。再逮捕の容疑は出会い系サイトを通じて別の23歳の女性と東京・新宿で接触し、新規口座のカードをダマし取ったこと。2年前から同様の手口で女性90人をダマしたと白状してビックリさせました。藤原容疑者は女性たちと何度か食事をして信用させていたそうです」(捜査事情通)

 女性としては愛人手当をもらうための口座開設だから、ホイホイ従ったのだろう。

「愛人契約を信じるのは出会い系で援交をしている女性が多い。1回2万円で10回援交するより、月に3、4回で20万円の安定収入が得られるほうが安心と考えるのです。男性は美人局(つつもたせ)みたいなワナがあることを知っていますが、女性はセックス絡みでダマされるという警戒心がないのです」(悪徳商法評論家の多田文明氏)

 要するにラクしてカネを稼ごうという気持ちが若い女性に浸透。スマホの普及も女性を無防備にしているという。

「今の若い女性は新聞もニュースも目を通さず、スマホに没頭しています。そのスマホも芸能ネタを読んだりゲームをするだけ。世間で詐欺事件が起きていることを知らないから、コロリとダマされるのです。愛人契約詐欺の被害はますます増えると思います」(多田文明氏)

 ダマされる女性にも責任があるような気が……。