アン・ソンジュ、果敢なシャフト変更が今季2勝目に導いた(撮影:佐々木啓)

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<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,564ヤード・パー72)>

葛城の女神は再びアン・ソンジュ(韓国)に微笑んだ。「ヤマハレディース」最終日、4打差で首位を走る菊地絵理香をトータル5アンダーで逆転し、2014年以来となる大会2勝目。同大会では史上初となる複数回優勝を達成した。

【写真】前回優勝時のクラブセッティング

今季からクラブ契約フリーのソンジュ。前回優勝の「PRGRレディス」からヘッドだけで4本替え、今週はドライバーシャフトとパターをチェンジしての勝利だった。

「土佐(PRGRレディス)は寒かったけど、今週は暖かい。それによって、いいクラブも変わってくると思うんです。今週、ドライバーを修正しているときに合ったシャフトにしました。パターは、先週は全然入らなかったから…気分転換ですが、速いグリーンが好きだし、グリーンにフィットしていましたね(笑)」(ソンジュ)

今回はドライバーのヘッドは替えなかったが、他にもテーラーメイドやPINGも試しているそうで、「いいクラブばかりで選ぶのが大変。嬉しい悩みなんですけど。いろんなクラブを試すのはすごく楽しい。日本にきて9年目ですが一番楽しくできています」と話している。

今週シャフトを差し替えたきっかけは、飛距離アップを求めてのこと。40g台の軽量シャフトをテストして5ヤード飛距離が伸びた上、曲がらなくなったため即投入を決めた。サポートしたフジクラのツアー担当者が詳細を明かす。

「ショットはもともと大きく曲がらないため、切に飛距離アップを求めていました。これまでは50グラム台のシャフトを45.5インチで使っていましたが、プロの要望に応えてこれまでより軽いシャフトを選択。46.25インチに長く組んだところ、ミスしてもほとんど曲がらず距離をキープできる点を気に入ってくれました。平均5ヤードほど飛距離が伸びたようです」

女子ツアーでは飛距離も求められる難易度の高い4日間大会で、誰もが攻略に手を焼く葛城ゴルフ倶楽部を“庭”としているソンジュ。4日間平均247.125ヤード(9位)と飛距離を伸ばし、56ホール中38回のフェアウェイキープ(22位)と狙いどおり。平均パット数も29.25(13位)と、クラブ変更が見事にはまった勝利だった。

【アン・ソンジュのクラブセッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:キャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバー
(9°、SPEEDER EVOLUTION4 474/S、46.25インチ)
3W:キャロウェイ ローグFW(クロカゲXD50/SR)
3,4U: PRGR RS FW (19°、22°)
5I〜PW:ミズノプロ518 アイアン
AW:モダート MWC T55(48,52°)
SW:モダート Modart ウェッジ (58°)
PT:オデッセイ オー・ワークス T 2ball BLADE
BALL:タイトリスト PROV1
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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