財新の中国製造業PMI、3月は4カ月ぶり低水準 輸出低調

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[北京 2日 ロイター] - 財新/マークイットが発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.0と、2月の51.6から低下して4カ月ぶりの低水準となった。輸出が低調だった。

エコノミスト予想(51.7)を下回ったが、業況改善・悪化の節目となる50は上回った。

一方、中国国家統計局が31日に発表した3月の製造業PMIは、予想を上回る上昇となった。

財新/マークイットのPMIは、生産と新規受注が小幅な伸びにとどまった。また、輸出受注は10カ月ぶりの低水準となった。

国内製造業はコスト削減に向け引き続き人員を削減しており、削減ペースは昨年8月以来の水準に加速した。

CEBMグループのマクロ経済分析部門のディレクター、Zhengsheng Zhong氏は「3月の製造業PMIは全般的に、需要が予想ほど堅調ではなく、企業が生産や在庫積み増しに二の足を踏んでいることを示している」と指摘。「ただ、安定的な新規受注の伸びと、投入価格の伸びの急激な鈍化により、製造業の収益力は上がっている」と説明した。

投入価格指数は9カ月ぶり低水準を記録。一方、販売価格指数は前月からやや上昇した。

多くの企業は3月の不調を一時的なものと捉えているもよう。投資拡大や市場環境の改善、新商品の投入により需要が増えるとの期待から、向こう1年の事業見通しは1年ぶり高水準に改善した。