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ベリタステクノロジーズ バックアップ&リカバリーアーキテクト 勝野雅巳氏

ベリタステクノロジーズは3月29日、バックアップ・アプライアンスアプライアンス2製品「Veritas Flex Appliance」「Veritas Access Appliance」を発表した。コンテナ技術を基盤に用いた、ベリタス初のアプライアンスとなる。

いずれの製品も、データ保護製品「NetBackup Appliance」ファミリーのラインアップとなる。NetBackup Applianceのサーバ・コンポーネントは、Master Server、Media Server、CloudCatalystから構成される。それぞれ、以下のような機能を備える。

Master Server : バックアップの制御、履歴管理を行う

Media Server : バックアップデータを受け取り、保存管理する

CloudCatalyst : 重複排除したバックアップデータをクラウドストレージに高速複製する

「Veritas Flex Appliance」は、バックアップ、ストレージ、重複排除に必要なすべての機能を統合したアプライアンス。「Veritas Access Appliance」は、長期間のデータ保存に適したアプライアンス。

バックアップ&リカバリーアーキテクトの勝野雅巳氏は、「現行製品の中で最も容量が大きなNetBackup 5340は960TBまで対応可能だが、Media Server専用であり、超大規模環境を制御できるMaster Serverがなかった。Flex 5340は1台で、Master Server、Media Server、CloudCatalystすべてのサーバのサービスを提供できる上で、最大1920TBまでストレージを確保できる」と、Flex 5340 Applianceをリリースした背景を説明した。

Flex 5340 Applianceは、基盤にコンテナ技術が採用されているため、迅速なプロビジョニング、エンドツーエンドのデータ管理を可能にする。マルチテナントにも対応しており、テナントごとに分離されたバックアップサービスを提供できる。

また、Azure Blob、AWS S3、Google Cloud Storageといったクラウドストレージに対応しており、マルチクラウドに重複排除を行ったデータを保存することが可能。

加えて、すべてのコンポーネントを2重化しているため耐障害性が高く、医療機関、金融機関、保険会社、政府機関、小売業者、サービスプロバイダなど、厳しいデータ保護要件が求められる大規模システムに適している。

勝野氏はデモを交えて、Flex Applianceのメリットとして、バックアップサーバの構築にかかる時間を抑えることができることを示した。

従来は、バックアップサーバの構築にあたり、ハードウェアの調達やLAN接続設定の後、OS調達・導入に数日、バックアップソフトウェア導入に数日かかっている。これに対し、Flex Applianceでは、プロビジョニングに5分程度しかかからないという。

Access Applianceには、搭載するシェルフの数に応じて「Access 3340アプライアンス」((36TB / 1272TB / 1909TB / 2545TB)の4つのモデルがある。

Flex Applianceの利用に際しては、ハードウェア「Flex 5340アプライアンス」、ソフトウェア「Veritas Flex」、「Veritas NetBackup」のソフトウェアライセンスを購入する必要がある。ストレージは最小120TBから最大1920TBまで構成可能。ソフトウェアは、Master serverが最大3台、 Media serverが最大数6となっており、価格は最小規模で6000万円から。