暑くなると、冷たいビールをグイッと飲みたくなります。ただ、従来のビールの特有の苦みがちょっと苦手という人も。そんなみなさんに朗報です。今年の4月から酒税法の改正に伴いビール定義が拡大され、よりフ多様なビールが登場します。

酒税法改正に伴うビール定義の拡大により、多様なビールが登場

酒税法では、国内で販売するビールについて、「麦芽比率67%以上」と定義され、原料も麦芽、ホップ、水以外の副原料を麦や米などと定められていました。今回の改正で、「麦芽比率50%以上」に見直され、副原料としてフルーツやハーブやスパイスも使用できるようになりました。以前は、麦芽を67%以上使用していても、フルーツなどを使用するとビールとは表記できず、開発側としては、「発泡酒=安いお酒」というイメージをもたれることもあり、残念な思いをしたこともあるそう。4月からは、麦芽重量の5%までフルーツなどの副原料が使用でき、ビール新時代に突入します。このタイミングで、各社から新時代のビールが登場するので要チェックですよ。

大手3社の新定義ビールをチェック

ビールの多様化がスタートすることで、ビールの楽しみ方も広がります。それぞれの新商品をシーンやペアリングをイメージしながらご紹介します。

『グランドキリン ひこうき雲と私 レモン篇』

『グランドキリン ひこうき雲と私 レモン篇』

キリンビールからは、『グランドキリン ひこうき雲と私 レモン篇』が、4月17日に発売されます。レモンピールを使用した柑橘の風味で、さわやかな余韻が楽しめるレモンビールです。レモンビールという表現自体、なんだかとっても新鮮です。アルコール度数は、5.5%と一般的なビールより、やや高めですが、レモンのさわやかな風味でこれからの季節にぴったりです。また、レモンの風味を生かしてのお料理とのペアリングもお奨めです。

☆ペアリングにオススメ!「桜海老と春野菜のスパゲッティ―ニ」

「桜海老と春野菜のスパゲッティ―ニ」

レモンの風味で海老が引き立ち、菜の花との相性も抜群。春野菜の苦みとレモンの苦みもマッチするそう。レモンの風味づけをするお料理とはとても相性がいいようです。

『イノベーティブブリュワー ビアチェッロ』

『イノベーティブブリュワー ビアチェッロ』

サッポロビールの100%子会社であるジャパンプレミアムブリューからは、『イノベーティブブリュワー ビアチェッロ』が、4月24日発売です。こちらもアルコール度数は、5.5%ですが、グレープフルーツとオレンジピールを浸漬させることで、ビールらしい麦の味わいに加え、ジューシービターが楽しめます。従来のビアカクテルなどは、ビールの苦みが苦手な人のために甘みを加えたり、苦みを減らしたりしていたそうですが、新製法によって麦の味わいや爽快感をしっかり残しているそう。

☆ペアリングにオススメ!香草を使った料理

香草との相性抜群!

「鳥のむね肉の香草焼き」「カプレーゼ」など香草を使用したお料理に、ジューシーな苦みがよく合います。

『アサヒ グランマイルド』

『アサヒ グランマイルド』

アサヒビールからは、『アサヒ グランマイルド』が、4月17日新発売です。こちらは、のど越しを楽しむというより、「おいしさの持続性」と「高アルコール」で、時間をかけゆっくり楽しむように作られています。アルコール度数7%と高めですが、これまでの高アルコールビールのように、時間経過とともに、穀物香やアルコール臭が際立たないよう、レモングラスを使用し、香気をコントロールしているそう。さらに、原料の麦芽から、アルコール臭を抑制する効果のある成分を抽出する技術も活用し、柔らかなコクが続く味わいを実現しています。

☆ペアリングにオススメ!くつろぎタイムに

アルコール度数が高く、お料理とのペアリングというより、食後などのくつろぎのシーンとの相性がよさそうです。週末の夜、カクテルを楽しむような感覚で楽しむのもいいかも。

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ビールの風味が多様化してくると、お料理とのペアリングを考えるのも楽しくなりますね。シーンごとで選んだり、いろんな味を飲み比べたりできそうです。ビールの新時代、お気に入りのビールをぜひ見つけてください。