この春は「信長攻路」を散策してみよう!新しい発見が見つかるかも!?

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名古屋を拠点に活躍するガールズユニット「おとめボタン」。歌やダンスだけでなく、日本の古典芸能を取り入れたイリュージョン、殺陣など幅広い手法で観客を魅了させるパフォーマンス集団だ。そんな彼女たちが、今後の活躍に対するご利益を求めて、今話題の「信長攻路(のぶながこうろ)」を散策してきた。

【写真を見る】熱田神宮にある「信長塀」をモチーフにした「信長かまぼこ」(400円)

■ 「信長攻路」とは!?

世界史上まれにみる大逆転劇として、今なお語り継がれる桶狭間の戦い。この戦いで勝利を収めたことで織田信長は全国に名を轟かせ、天下統一への足がかりとした。今回紹介する「信長攻路」とは、その桶狭間の戦いにおいて、信長が進軍したルートのことで、拠点であった清洲城から桶狭間までの道のりを指す。「信長攻路」には諸説あるが、桶狭間の戦いの際に信長がたどったといわれる有力なルートは3つ。これらのルートは信長が用いた家紋にちなんで、木瓜道、揚羽道、永楽道と命名された。どのルートにもいくつかのパワースポットや史跡が点在し、歴史を感じながら、信長の武運にあやかれる“必勝祈願ルート”として今注目を浴びている。

■ 「信長攻路」コラボメニューに舌鼓!

今回「おとめボタン」が散策したのは、3つのルートのなかでも最強のパワーがもらえるという、大願豪運ルート“木瓜道”。受験や就職活動、出産、健康といった、人生の節目での願掛けに使いたい街道だ。各街道沿いの飲食店では「信長攻路」コラボメニューが展開されており、そのなかから2つの店をピックアップしてご紹介!

最初に彼女たちが訪れたのは、「スパゲッティ・ハウス ヨコイ住吉本店」。名古屋名物・あんかけスパゲッティの元祖と知られる同店では「ノブナガ・あんかけ鉄砲スパゲッティ」(1300円)を販売する。同店の看板メニュー「ミラカン」をベースに、鉄砲に見立てた2本のエビフライをトッピングした1皿だ。

コラボメニューを実食して、「エビフライの衣はサクサクで、なかのエビはプリップリ!まさに胸を撃たれるおいしさ」(小西)、「あんかけスパを食べたことがなかったけどこれはハマる!いくらでも食べられちゃうかも(笑)」(山川)と大絶賛。

続いて一行は、創業150年以上の歴史を持つ“名古屋かまぼこ”の老舗、「大矢蒲鉾商店」へと向かった。この店ではコラボメニューとして「信長かまぼこ」(400円)を販売する。このメニューは、桶狭間の戦い前に熱田神宮で必勝祈願をした信長が、戦勝後に寄進したといわれる「信長塀」がモチーフ。紅白のかまぼこに加え、味噌が練りこまれたすり身を使い、3色のコントラストが特徴的だ。

生と揚げたてをそれぞれ実食。「生はしっとりした触感で、揚げたてはフワフワしている。どちらが好きか決められないぐらい両方おいしい!」(上田)「味噌がスゴイいいアクセントに!かまぼこのおいしさを改めて知った気がする」(福島)とこちらも大満足。

「大矢蒲鉾商店」でコラボメニューを堪能した彼女たちは、テイクアウト用のかまぼこも購入。店主に教えてもらった、地元で人気の花見スポットへと向かいながら食べ歩きを満喫した。

「桜が本当にキレイ!こんな発見ができるのも散策の醍醐味かも(!?)」(坂中)「おいしいものが食べられただけでもパワーがもらえた気がする。『信長攻路』で歴史を学びながら、食べ歩きを楽しんでると、なんだか得した気分」(宮原)

「信長攻路」散策でどのようなご利益が得られたのか、今後の彼女たちの活躍に注目だ!

■ ますます盛り上がる「信長攻路」

パワースポット散策や、コラボメニュー以外にも「信長攻路」の魅力は盛りだくさん。清洲城や日置神社、長福寺など、ルート上の立ち寄りスポットではスタンプラリーが楽しめるほか、大高城跡公園などのスポットでは360°パノラマムービーによる史跡ガイドが見られる。さらに、3月30日(金)から、名古屋市西区にある末廣堂で伝統工芸の名古屋扇子とコラボしたオリジナル扇子(1620円)を販売。「信長攻路」の特設サイトでは、ここで紹介したもの以外に、各スポットやコンテンツの詳細が紹介されているのでチェックしてみよう。

新しい名古屋の楽しみ方として話題を集める「信長攻路」。休日に、家族や友人を誘って散策してみては。(東海ウォーカー・淺野倫孝)