<ANAインスピレーション 初日◇30日◇ミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントC(6,763ヤード・パー72)>
27日(火)に発表されたペアリングでは、朝のトップスタートで1人きりだった畑岡奈紗。今季の海外女子メジャー初戦「ANAインスピレーション」は出場資格が明確なため、ウェイティング(待機)選手はいない。そのため、ツアー側は規定にのっとり、奇数出場者の場合は1人プレーか、誰か他のプロゴルファーとのラウンドかを選択させる。畑岡は「テンポなどもあるし、一緒に回ってもらうことにしました」と、2人でのラウンドを選択した。
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そんな畑岡のスタート時、10番ティに現れたのは、スニーカーを履いた美女だった。名前はキャスリーン・イーキー(米国)。かつてはツアーにも参戦していた、知る人ぞ知る美人プロ。米メディアの「最も美しいゴルファー」特集にも取り上げられたことのある31歳の選手だった。
2009年にプロ転向。11年には下部ツアー(現・シメトラツアー)の賞金ランクで1位になった経歴を持つが、レギュラーツアーで目立った成績はない。そんな彼女がなぜ、畑岡と一緒に回ることになったのか。「昨日、会場でランチを食べていたら急にLPGAからラウンドしてほしいといわれたの」と陽気に話す。実はイーキー、16年の「全米女子オープン」を制したブリタニー・ラング(米国)の義理の妹。今は母となって、7カ月の娘を連れて義姉の応援で会場に来ていたところ、お役が回ってきたという。
「こんな経験はもちろん初めて。すごく楽しかったわ。ナサはとってもいい子だった。じゃましないように頑張ったわ」と、いきなりの大役を見事にこなした。といっても、「特に何か特別なことをするわけではないから(笑)」と、本業のラウンドを久しぶりにこなしただけという。急な要請だったこともあり、当然クラブはおろかゴルフシューズも持ち合わせていなかった。「スニーカーで回ったし。クラブは借り物(笑)」と、不思議な体験を明るく振り返った。
畑岡は、この日2アンダー・20位タイと上々のスタート。じゃまどころか、好スコアに貢献した。「メジャーなのにスコアもつけないなんて新鮮」と自身も1日を楽しんだ。「早く赤ちゃんのところに戻らないといけないからゴメンね!」と、足早にクラブハウスに引き上げたイーキー。次は出場選手としてこの場に帰ってきてください!

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