初日を2アンダーと上々のスタートを切った畑岡奈紗(撮影:岩本芳弘)

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<ANAインスピレーション 初日◇30日◇ミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントC(6,763ヤード・パー72)>

先週の「キア・クラシック」終了時点で賞金ランク80位内をキープし、最後の最後でメジャー出場権を獲得した畑岡奈紗。「ANAインスピレーション」初日は、2アンダーの20位タイで上々のスタートとなった。

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10番からスタートした畑岡。「ティショットもセカンドショットも悪くなかったけど、行ってはいけないバンカーに行ってしまいました」と、朝からピンチを迎えるが、そこからチップインバーディ。続く11番もバーディ。ところが12番、16番でボギーを喫し、イーブンパーで折り返した。「ここ最近スタートがすごく良くて、途中でイーブンに戻ってしまう、もったいないミスがあるので、またか、という感じはありました。でもショットが先週、先々週より良くなっているので、自信をもって打てたショットがたくさんありました」と、持ち前のショット力でチャンスを演出した。

チャンスはつくるがパットが入らない。それならばと、折り返した2番、3番はベタピンにつけて連続バーディ。4番をボギーとして後退したが、7番でもバーディを奪い、好位置でフィニッシュ。「思っていた以上の順位です。もっとパットを決めきれていればと思いますが」とやや不満げな表情ながら、難コースを相手にもひるむことなく立ち向かった。

その決めきれなかったパットだが、ナショナルチーム時代から教えを受けるガース・ジョーンズコーチと練習日から入念にチェックを重ねていただけに、ひときわ悔しさが残る。「グリーンが速いという意識があってラインに集中できませんでした。右に押し出すところもありました」と、到底納得のできる内容ではない。それでも2アンダーで回るのは、抜群のショット力を誇る畑岡だからこそ。

この日の部門別数字を見ても、フェアウェイキープが14ホール中9回。ドライビングディスタンスは280ヤード。パーオンも18ホール中14ホールと、いずれも合格点を優に超える内容といっていい。パット数の「31」が改善されれば、一気に上位進出も可能。「もっとパットでバーディを取りたい」というのが本音だろう。

この日は不思議な体験もしている畑岡。全組2人でプレーが基本の本大会だが、畑岡は大会前に欠場者が出た関係で1人。その場合、LPGAの規定では1人で回るか、プロゴルファーの誰かをプレイイングマーカー(スコアをつける同伴競技者)をつけるか選択できるが、畑岡は後者を選択。会場にいた本大会に出場しない選手が急きょ選ばれたが、「パー3は私が全部先に打っていたので、(風や番手など)参考にならなかった(笑)」と、マーカーをつけた恩恵を受けられず。おどけてみせたが、それでも20位に入っているのだから、いやが応でも期待は高まるというものだ。(文・高桑均)
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