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 すっかりカタカナ英語化した「コミュニティー」だが、辞書の一番単純な説明は「共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域,およびその人々の集団」というものだ。私は、区分所有者、マンション管理組合が、マンションをこの「コミュニティー」として成長させることが、住みやすさや、資産価値の向上につながると信じている。

分譲マンションに住むということは
赤の他人と財産を共有すること

 私がコミュニティーとしてのマンションといった話をすると、「面倒なことは管理会社に任せて、互いに迷惑さえかけなければ、近所付き合いなしでいられるのがマンションの良さなのではないか?」とか、「飲みニュケーション?バーベキュー?なんでマンションの住人とまで付き合わなければならないの?」といった意見をよくいただく。

 普段から人間関係に気を使いまくり、気疲れしているのに、さらにマンションで?という気持ちはよくわかる。しかし私は、「隣近所で仲良く協力して、楽しいマンションライフ」なんてきれいごとを言いたいのではない。マンションがコミュニティーとして機能しないなら、区分所有者の生活や財産が脅かされるからそう言いたいのだ。

 賃貸と分譲では同じマンションでも、住むには別の心構えが必要だ。また同じ分譲でも一戸建とマンションとでは大きな違いがある。土地や建物を所有することには変わりない。

 しかし、決定的に違うのは「共有」しているという点だ。「区分所有」という言い方をされる通り、普段の生活では室内やベランダなど、家族だけで占有している部分もあり、あまり意識しないで済むのだが、土地についても建物についても、重要なことは自分だけでは何も決められない共有財産なのだ。

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