日本代表、いい仕事!ガラタサライに送った「感謝のレター」の内容が判明
3月の代表ウィークで、マリ戦とウクライナ戦の両方に先発出場した長友佑都。
ガラタサライへの移籍後はこれが初の代表招集となったが、日本サッカー協会(JFA)としても長友の貸し出しに関して最大限の誠意を見せていたようだ。
ガラタサライの公式サイトが、JFAから届いたレターを紹介している。
こちらがJFAが送ったというレター。英語とトルコ語の二ヶ国語で綴られている。
長友の代表招集に協力してくれた感謝の内容となっており、日本サッカー協会の西野朗技術委員長の名で、ガラタサライのムスタファ・ケンギス会長宛てとなっている。
その内容は以下の通り。
親愛なるケンギズ様
貴殿のチームに所属する長友佑都選手を日本代表チームに貸し出してくれたことに関して、思いやりのあるご理解とご協力に心からの感謝をお伝えします。
ロシアワールドカップに向け5月20日から行われる次のトレーニングキャンプについては、最終的な23人のメンバー発表に関するスケジュールは未定です。
スケジュールが確定する5月の最初にお知らせします。
我々は貴殿のクラブと素晴らしい関係を維持できることを願っています。今後とも、日本代表チームに対するご協力やご理解を宜しくお願いします。
ガラタサライの大きな成功と繁栄を願っています。
敬具
ガラタサライはこのレターを紹介しつつ、公式サイトで「こうしたやり取りがトルコと日本の関係を強化する」と記した。
Nagatomo Türk-Japon Dostluğunu Pekiştiriyorhttps://t.co/cIVZxkhGgu pic.twitter.com/JartK2fQDb
— Galatasaray SK (@GalatasaraySK) 2018年3月29日
代表チームとクラブチームは選手の貸し借りを巡って対立することもあるが、誠意ある対応で今回のように良い関係を築くこともできるというのがよく分かる。
こうしたリリースが公開されることはきわめて珍しいが、我々の知らないところで選手を上手く借りるための努力をJFAがしているということを我々はより知っておくべきだろう。