複合加工機

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 DMG森精機は27日、小型の工具主軸を搭載し、加工の自由度を高めた複合加工機を4月に発売すると発表した。同工具主軸は全長が従来比150ミリメートル減の350ミリメートルで、複合加工機で世界最小級という。小さくした分、干渉する領域が減り、従来より多様な寸法の加工対象物(ワーク)に対応するなどの利点がある。消費税抜きの価格を4300万円からとし、全3機種を年間200台販売する。

 開発したのは旋盤とマシニングセンター(MC)の機能を合わせた複合加工機「NTX2000/2500/3000 2nd Generation」。全長1530ミリメートル、直径102ミリメートルまでのワークに対応する。3年保証の小型工具主軸「compactMASTER」を採用。出力が22キロワット、トルクが130ニュートンメートルで、重切削能力を高めた。

 回転工具の付いた下面の刃物台に、同社として初めてY軸を搭載した。プラスマイナス40ミリメートルの軸移動などにより、加工時間を従来より約20%削減する。また、歯車の歯切りをするホブ加工にも対応する。