米テスラEV車の死亡事故、米運輸安全委が調査開始

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[27日 ロイター] - 米運輸安全委員会(NTSB)は27日、カリフォルニア州マウンテンビュー近郊で23日に起きた米電気自動車(EV)テスラ<TSLA.O>のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」による死亡事故について、調査を開始したと発表した。

カリフォルニア州のハイウエーパトロールによると、事故を起こしたモデルXは高速道路の分離帯にぶつかった後、2台の車と衝突。テスラ車の運転者が死亡した。事故によりモデルXのリチウムバッテリーが炎上し、救出隊は専門家から消火方法についてアドバイスを受けた。

モデルXは「オートパイロット」と呼ばれる半自動運転システムを搭載しているが、事故当時にシステムが作動していたかどうかは不明。

テスラ車は1月にもカリフォルニア州で消防自動車と衝突事故を起こし、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が調査官を派遣した。NHTSAはまだこの調査結果を発表していない。

今回の死亡事故に対し当局が調査に入ったとの報道を受けて、27日の米株式市場ではテスラ株が売り込まれ、8.2%安で取引を終了。米半導体大手エヌビディア<NVDA.O>も米配車大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER.UL>の自動運転車が歩行者をはねて死亡させた事故を受けて、自動運転車の試験を世界的に中断すると発表したことが響き、株価が7.8%下落した。