ドル上昇、地合い改善や月末資金流入で=NY市場

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[ニューヨーク 27日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対主要通貨バスケットで上昇した。通商問題を巡る緊張状態が和らいだほか、月末調整の買いが入った。ドルは対主要6通貨バスケット<.DXY>で0.38%高の89.364。早い時間帯には一時、5週間ぶり安値(88.942)をつける場面もあった。

みずほの通貨ストラテジストによると、月末の投資資金流入がドル小反発の主因と指摘。オーバーナイトの時間帯に、貿易戦争懸念が幾分収まったもようで、ドルの追い風になったとの見方を示す。

安全資産とみられている円<JPY=>は対ドルで値下がりしたが、米国株が終盤の取引で下落したことに伴い、下げ幅を大きく縮小した。ドルは対円で0.08%高の105.48円。早い時間帯には、105.9円の高値をつける場面もあった。

ユーロは対ドル<EUR=>で0.34%安。2月のユーロ圏域内の企業向け融資伸び率が前年比3.1%に鈍化したほか、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー、リーカネン・フィンランド中銀総裁が、域内基調インフレは経済が堅調だとしても引き続き予想を下回る可能性があるとの認識を示したことが材料視された。

英ポンドは対ドル<GBP=>で、日中の安値から幾分持ち直したが、1日では約3週間ぶりの大幅安となる見通しだ。このところ上昇していたが、大型ヘルスケア企業を巡る動きで売り圧力予想が広がり、利益確定売りが出やすかった。

ドル/円 NY終値 105.33/105.36

始値 105.65

高値 105.90

安値 105.33

ユーロ/ドル NY終値 1.2401/1.2405

始値 1.2406

高値 1.2415

安値 1.2373

(表はロイターデータに基づいています)