穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。

◆「菜の花」のマクロビレシピ

菜の花と豆腐の昆布炒め

 「菜の花」は ビタミンCの含有量が野菜の中でもトップクラスで、マクロビ的には肺や大腸を労わると考えられている食材です。

 肺や大腸が不調だと咳や痰といった症状や、便秘や下痢を起こしやすくなるほか、肌の張りが低下し、小鼻の脇が黒ずみ、頬の毛穴が開くといった美容トラブルまで出てきてしまいます。

 今回は豊富に含むビタミンCの美肌効果とあわせて、肌トラブル全般にお勧めの食材「菜の花」を使った簡単な惣菜レシピをご紹介します。切り昆布の食感をアクセントに、菜の花と豆腐を、生姜とねぎの香りをたっぷり移したごま油で炒めます。

 温かいご飯との相性が良いのはもちろんのこと、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも良し、また多めに作り常備菜として冷蔵庫にストックしておいても良いですね。菜の花を見かけたらぜひ作ってみていただきたい一品です。

» 旬の食材/「菜の花」の詳細

「菜の花」のマクロビレシピ

■材料
・菜の花:100g
・豆腐:200g
・切り昆布:4g
・自然塩:小さじ1/2
・ごま油:大さじ1
・生姜:1片
・ねぎ:20g
・赤唐辛子:1本

(仕上げ用)
・醤油:小さじ1/2〜
・ごま油:小さじ1

■作り方
(1) 切り昆布は水につけて戻しておく。(30分程度)


切り昆布を水で戻す前の状態(左)と戻した状態(右)。

(2) 豆腐は自然塩少々(分量外)を入れた熱湯で2、3分茹でてからザルに上げる。
(3) (2)の湯はかえずに菜の花をさっと茹で、ザルに上げる。粗熱が取れたら水気を軽く絞り長さ4、5センチ程度に切る。


使用する食材。

(4) フライパンに、赤唐辛子、みじん切りにした生姜とねぎ、ごま油を入れて弱火で香りを引き出してから、切り昆布を炒め、次に豆腐を炒める。しっかりと豆腐に油が回ったら、最後に菜の花と自然塩を入れてさっと炒める。


菜の花は加熱しすぎると色が悪くなるので塩とともに最後に加える。

(5) 火を止めてから仕上げ用の醤油とごま油を加えて器に盛り付ける。

赤唐辛子の辛みは、長時間煮込むわけではないためそれほど引き出されませんが、苦手な方は半分に割って中の種を取り出して使用するか、香りを出してから一旦取り出しておくなどすると良いでしょう。

今回のマクロビレシピに
欠かせない食材はこれ!

» 自然塩

» ごま油

» 醤油

撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp | Facebook

文=中村恭子,撮影=秋元良平