米国株式市場は急反発、2年半ぶり上昇率 貿易戦争巡る懸念が後退

写真拡大

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国株式市場は急反発。ハイテク株が上昇を主導する中、主要株価3指数は軒並み、1日の上昇としては2年半ぶりの高さを記録した。米国と中国が関税や貿易不均衡を巡り再交渉の席に着くことに前向きであることを示唆する報道を受け、貿易戦争を巡る懸念が後退したことが市場心理の改善に寄与した。

ムニューシン米財務長官は25日、米国はいくつかの問題で中国と合意にいたることが可能だと指摘した上で、トランプ大統領が承認する受け入れ可能な合意がない限り関税を保留にすることはないと説明した。

ブルダーマン・アセット・マネジメントの首席市場ストラテジスト、オリバー・パーシェ氏は「明らかに貿易問題を巡る緊張は和らいでいる。ムニューシン氏の発言は、中国との交渉の余地があることを示している」との見方を示した。

ハイテク株<.SPLRCT>と金融株<.SPSY>が上げを主導し、4.0%と3.2%、それぞれ上昇した。

マイクロソフト<MSFT.O>は7.6%高。モルガン・スタンレーは同社の目標株価を引き上げた。利益率の改善やクラウド事業の拡大により、時価総額が1兆ドルに達するとの見方を示した。

インテル<INTC.O>は、レイモンド・ジェームスが投資判断を「マーケット・パフォーム」に引き上げたことを受けて6.3%高。

ここ数日下げていたフェイスブック<FB.O>は0.4%高。

投資家の不安心理の目安とされるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は21.03に低下した。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.04対1の比率で上回った。ナスダックも2.27対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は73億株。直近20営業日の平均は73億5000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24202.60 +669.40 +2.84 23825.74 24232.30 23741.22 <.DJI>

前営業日終値 23533.20

ナスダック総合 7220.54 +227.88 +3.26 7125.20 7225.84 7022.34 <.IXIC>

前営業日終値 6992.67

S&P総合500種 2658.55 +70.29 +2.72 2619.35 2661.36 2601.81 <.SPX>

前営業日終値 2588.26

ダウ輸送株20種 10373.21 +209.89 +2.07 <.DJT>

ダウ公共株15種 680.17 +6.49 +0.96 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1380.10 +56.18 +4.24 <.SOX>

VIX指数 21.03 -3.84 -15.44 <.VIX>

S&P一般消費財 821.28 +23.23 +2.91 <.SPLRCD>

S&P素材 358.02 +6.99 +1.99 <.SPLRCM>

S&P工業 626.62 +14.10 +2.30 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 530.44 +7.04 +1.34 <.SPLRCS>

S&P金融 460.10 +14.46 +3.24 <.SPSY>

S&P不動産 188.65 +2.53 +1.36 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 502.07 +8.76 +1.78 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 941.74 +19.01 +2.06 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 148.42 +1.35 +0.92 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1167.63 +45.23 +4.03 <.SPLRCT>

S&P公益事業 251.37 +2.59 +1.04 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.99億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 20725 + 245 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 20680 + 200 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)