付き合っていると、次第に相手に色々なことを求めてしまうようになります。それが積もり積もって、ささいなことで喧嘩するように……。

そんな時、どんなに頭にきても最低限守るべきマナーというものがあります。あまりにひどい態度だと、そのまま彼に愛想をつかされてしまうことも……。喧嘩別れを回避するには、彼の怒りを増長させないようにしないといけません。

そこで今回は、彼氏と喧嘩中にやってはいけないことをご紹介します。このような言動だけは、絶対にやめましょう。

彼の存在・仕事を否定する

彼と喧嘩をすると、その瞬間、彼の何もかもが嫌になりますよね。何か発言されるたびに、カチンとくるもの。その度に歯向かい、いつの間にか彼の存在そのもの、もしくは彼の仕事を全否定していませんか?

たとえば、「そんなんだから、いつまで経っても出世しないんだよ!」などと、無茶苦茶なことを言い放つ。「職場でもそういう態度だから上司とうまくいかないんじゃないの?」などと、勝手な憶測をして、人格まで否定する……。

もしこんな言動をしていたら、いずれ見捨てられてしまうでしょう。本当に仲直りしたいなら、彼の性格や趣味、仕事は否定しないこと。もちろん、喧嘩中に率先して肯定するのは難しいでしょう。余計なところまで揚げ足をとろうとしないことが重要です。

LINEやメールで責め続ける

喧嘩中、頭にきてLINEやメールで延々と彼に対する不満を言い続けていませんか?もしくは、しつこく返事を催促したり、既読スルーを責めたりする……。

確かに、待っている間はイライラしがち。しかし、喧嘩中に追い打ちをかけるように何度もメッセージを送ったり、すぐに返信を求めたりするのは絶対にNGです。激しいメッセージが来れば、誰だって返信をためらうもの。冷却期間がなければ、ヒートアップするだけ。

喧嘩中は、どんなに彼からの返信が来なくても気長に待つことがポイントです。気持ちが落ち着いてから、LINEやメールだけではなく直接話し合う時間をつくりましょう。

彼の部屋に突撃する

また、返信がこないからと言って、待ち伏せするのもNGです。

喧嘩中、彼は「このまま付き合い続けても大丈夫なのかな」「自分も悪かったかな」など色々なことを考えています。そんなとき、突然あなたが現れたら、ゆっくり気持ちの整理ができません。考える時間がとれなければ、気持ちが離れてしまう可能性が高くなってしまいます。

喧嘩をした後は、しばらくお互い冷静に考える時間が必要。自分の都合を、一方的に押し付けないようにしましょう。

別れるつもりはないのに「別れたい」と言う

怒りが頂点に達すると、彼を傷付けたり試したりしてしまいがち。それで喧嘩中に、全く別れるつもりがないのに「別れたい!」などと伝えてしまうこともありますよね。

女性は「それでも追いかけてきてほしい」という気持ちで伝えていますが、ほとんどの男性は言葉のまま受け取ります。そのため、この一言が取り返しのつかないことになりやすいです。本気で別れを考えてほしくないなら、安易に「別れたい」と口にしないようにしましょう。

そもそも、イライラしているときは、相手の気持ちを考える余裕がないもの。そのまま行動すると、ろくなことがありません。冷静になるまでは、しばらく距離を置くのがベストです。

男友達に会いに行く

どんなに彼と喧嘩をしようとも(むしろ喧嘩をしているからこそ)、安易に男友達に会いに行ってはいけません。

とくに男友達と彼との間に多少のつながりがあるなら、ますます危険。彼の耳に男友達と会ったことが届くと、喧嘩がさらにヒートアップします。

そもそも男友達は、彼の代わりではありません。彼に対しての不満をぶつけたり、寂しさを埋めてもらったりすれば、自分に好意があると思うようになります。とくに喧嘩中に何度も会えば、次第に恋愛関係に移行していく可能性が高くなります。

彼だけではなく、男友達まで振り回しすぎないように!男友達に相談するとしても、仲直りしてから「こんなことがあったんだけど、どう思う?」などと軽く聞くのがいいでしょう。

喧嘩中は、余計なことを言わない、考えない、行動しない。まずは落ち着いて。

彼氏と喧嘩をすると、常にイライラ状態になりがち。マイナスな感情に支配されそうになったときは、大きく深呼吸しましょう。まずは冷却期間をつくることが重要です。

怒っているときは相手が悪いと思い込んでいても、しばらく時間が経つと「自分も悪かったかな」と反省すること、ありますよね。だからどんなに頭にきても、彼の主張は一意見としてしっかり聞いておくこと。感情的にならずによく聞いてから、自分の意見も伝えるように。

彼の言い分も受け止めつつ、自分の伝えたいことも伝えて、仲直りする方向で少しずつ話し合いを重ねてみましょう。