結婚するための「婚活」と並んですっかり定着した、「妊活」という言葉。妊活が婚活と大きく違う点は、妊娠するのは女性でも、成就するには男性との共同作業が必要な点です。しかし当の男性は、そんな妊活に関してどのくらい知識を持っているのでしょうか?今回は「ドコモ・ヘルスケア株式会社」による「男女の妊活の知識」の調査結果をもとに、男性の妊活に関する知識の実態をご紹介します。

妊活の基本「タイミング法」の知識を持つ男性は7割以上に

まず妊娠するための方法として広く認知されているのが、「タイミング法」と呼ばれるもの。具体的方法としては女性が毎日決まった時間に基礎体温を計測し、排卵日を予測。その排卵日の2,3日前に集中して性行為を行なうことで、妊娠の確率を高めることができるとされます。つまり妊娠しやすいのは排卵日当日ではなく、前日というのが妊活の常識なのです。

同調査では「排卵日前がもっとも妊娠しやすいタイミングであることを知っていますか?」と男女に質問したところ、女性では87.7%が「知っている」と回答。一方男性も77.0%が知っており、男性でも常識となっていることが判明しました。

月のうちで妊娠できるチャンスは、排卵日前後の数日しかないのです。

そのほかにも妊活の常識とされる「女性の卵子は年齢が上がると老化して数が減っていく」についても、男性の認知度は87.7%(女性95.8%)。一方「男性の精子は毎日新しく作られ、女性のように数が減る一方ではない」に対する男性の認知度は79.3%(女性73.8%)でした。やはり男性の精子については若干女性よりも知識があるようですが、全体的に男性は女性と同じくらい妊活についての知識を持っているといえそうです。

妊娠に重要な「体を冷やさない」重要性は、あまり理解していない

しかし「妊活」はタイミング法や精子と卵子について以外にも、日常生活におけるさまざまな心掛けが必要となります。例えば規則正しい生活や、体を冷やさないための心がけ、飲酒や喫煙の制限なども、妊活のために推奨されているのです。

そんな直接的ではない活動も含め、男性はどのくらい妊娠のために重要視しているのでしょうか?同調査による調査結果は以下となります。

もともと女性よりも体が冷えにくい男性にとっては、「体を温める」ことの重要性を理解するのは難しそう。

女性と比較すると男性の重要度の低さが目立ったのは「体を温めること」(男性6.1%、女性19.4%)と、「ストレスをためないこと」(男性39.5%、女性29.1%)。逆に男性で重要度の高さが目立ったのは「生理周期の把握」(男性47.2%、女性35.3%)、「年齢」(男性48.9%、女性41.1%)、「夫婦生活のタイミング」(男性70.9%、女性64.1%)でした。

妊活中に基礎体温が一気に下がって生理が来たときの絶望感は、凄まじいものがあります。

女性と比較すると、「体を温める」「ストレスをためない」といった間接的なことはあまり関心がない男性。とはいえ男性ができる妊活といえばやはり、「夫婦生活のタイミング」といった直接的なことに限定されるのも事実です。そういった夫婦間の価値観のギャップを少なくするためにも、妊活中はよりお互いにコミュニケーションをとるのが大切なのかもしれません。

【調査概要】
調査主体   : ドコモ・ヘルスケア
調査期間   : 2018年2月24日(土)〜2018年2月25日(日)
分析対象   : 20〜40代の妊活経験者
調査手法   : ウェブでのアンケートを実施し、回答結果を分析
有効回答数 : 618名(男性:309名・女性:309名)