全台連メンバーの訪問を受ける陳建仁副総統(中央)=総統府HPより

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(台北 23日 中央社)陳建仁副総統は22日、総統府で在日台湾人組織「全日本台湾連合会」(全台連)の訪問を受けた。陳副総統は、台湾はTPP11(CPTPP)参加を目指し、各国との2国間協定を推進しているとした上で、日本との経済連携協定(EPA)についても、全台連メンバーらの日本での影響力が締結を後押しする役割を果たしてくれることに期待を示した。

陳副総統は、先月に台湾東部地震が発生した際、安倍晋三首相が手書きの応援メッセージで被災者を励ましたことに触れ、「これこそ真の友人」だと日台の友情を強調。また、自由、民主主義、人権などの価値観を共有する両国が観光、教育、文化、ビジネスなどにおいて良好な交流と協力を行うことができれば、東アジア情勢はより安定するだろうとの考えも示した。

(葉素萍/編集:塚越西穂)