(劇場外観イメージ)左:劇場A エントランス / 中央:多目的スペース

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キャパシティの違う3つの劇場からなる文化施設「クールジャパンパーク大阪(仮称)」が、2019年2月大阪城公園内に開業することが発表された。3月23日、大阪城公園内にあるMIRAIZA OSAKA-JOにて記者会見が行われ、吉村洋文大阪市長が出席。新施設誕生に伴う大阪の文化発展について意気込みを語った。

【画像を見る】大阪の文化発展に期待を寄せる吉村洋文大阪市長

「クールジャパンパーク大阪(仮称)」は、大阪の放送局をはじめ関西になじみのある企業14社が出資した一大プロジェクト。最新鋭の設備環境が整った大・中・小のキャパシティの違う3つの劇場が大阪城公園の東側に誕生する。劇場では国内外問わずオールジャンルのエンターテインメントを発信し、大阪城エリアのブランド向上を図っていく。

完成する3つの劇場の詳細も発表された。約1,200席の劇場Aは、プロジェクションマッピングなど最新技術のほか、サーカスや宙乗りなどの演出にも対応できる設備環境がポンイト。ショーやミュージカルをはじめ、コンサート、演劇などオールジャンルの公演が可能なのが魅力だ。劇場Bは約700席で、出演者の細かな動きや表情なども感じ取れるキャパシティ。劇場Aと同様、プロジェクションマッピングにも対応可能。

劇場Cは、舞台と客席が自由に設定できるフレキシブルな劇場で、客席なら約300席、スタンディングなら600人の収容が可能。落語や古典芸能、実験的な演劇、展示会やスタンディングライブまで広範囲の公演に対応できる構造になる予定。建設地は、大阪城公園の東側、玉造筋沿いにある大阪弓道場と駐車場の間。地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線・JR大阪環状線森之宮駅から徒歩5分ほどの距離に完成する。

記者会見に出席した吉村市長は「大阪の上方芸能や文楽などが楽しめる、まさにクールジャパンと呼べるようなものを発信できる劇場があればいいなというところから始まった」とプロジェクト発足のきっかけを説明。「クールジャパンを発信できる拠点が大阪城公園になることで、どこにも負けない日本一の公園になるんじゃないのか」と話し、プロジェクト成功への期待を寄せた。

プロジェクト担当者は、年間約50万人の来場を目標に大阪を訪れる海外の観光客の集客にも力を注いでいくと話す。なお、こけら落とし公演や施設の愛称は改めて発表される予定。【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】(関西ウォーカー・山根翼)