花見の季節は、訪日中国人旅行者が大勢、日本にやってくる。中国メディアは、東京近辺にあるおもしろい博物館を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 さまざまな顔と魅力をもつ東京には、美術館や博物館もたくさんある。格調高い、あるいはアカデミックなものがある一方で、大人から子どもまでリラックスして楽しめるミュージアムもある。中国メディア・今日頭条は22日、東京近辺にあるおもしろい博物館を紹介する記事を掲載した。

 最初に紹介したのは、東京都文京区にある宇宙ミュージアムTeNQだ。「さまざまな角度からのんびり気軽に宇宙の奥深さを探索できる娯楽型博物館で、東京ドームの近くにある。心を揺さぶる星空や素晴らしい宇宙空間、最先端の科学研究、宇宙からインスピレーションを感じ取る文化など、来場者の様々な好奇心を掻き立ててくれる場所だ」としている。

 続いては、東京都新宿区のおもちゃ美術館だ。「旧四谷第四小学校を使って、2008年に開館した。四角形の建物とクリーム色の壁は、かつての日本の小学校そのもの。ここでは1万点以上の子どもから大人まで楽しめる玩具が置いてあり、心が癒される国産の木工玩具や、デザイン性に富んだ欧州玩具を手に取って遊ぶことができる。そして、リサイクル材料を使ったおもちゃ工房もあるのだ」と伝えた。

 3つめに紹介するのもノスタルジーを感じさせる施設。東京都青梅市にある、昭和レトロ商品博物館だ。「1926年から89年まで続いた昭和の各年代の商品が展示されており、古い時代の風景の模型が精巧に作られている」とした。

 そして最後は、神奈川県横浜市の新横浜ラーメン博物館だ。日本におけるラーメンの歴史や麺、スープ、どんぶりなどについて展示されているほか、地下室には昭和30年代の東京の下町の様子が原寸大で再現されていると紹介。また、館内では個性豊かな9店舗のラーメンを楽しむことができると紹介している。

 東京界隈にはまだまだ大小さまざまなな博物館や展示施設がある。こういった施設の数々を巡る東京観光も、きっと素晴らしい思い出になることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)