by bruce mars

音楽業界ではストリーミングサービスが勢いを増しており、Appleも定期購入によるストリーミングサービスを本格化させる計画であると報じられています。アメリカレコード協会(RIAA)が新たに発表した報告では、いかに音楽のデジタルダウンロードが衰退しているのかが示されています。

RIAA-Year-End-2017-News-and-Notes.pdf

http://www.riaa.com/wp-content/uploads/2018/03/RIAA-Year-End-2017-News-and-Notes.pdf

CDs and vinyl are more popular than digital downloads once again - The Verge

https://www.theverge.com/2018/3/22/17152120/digital-downloads-cd-vinyl-riaa-2017-report

RIAAが発表した2017年末報告によると、前年度に比べ、CDやレコードなど物理的なメディアの収入は15億ドル(約1600億円)下がりましたが、一方でデジタルのダウンロード収入も前年度より13億ドル(約1400億円)少なかったとのこと。

これが音楽業界全体の収入割合を示したグラフ。ストリーミングが65%で、物理的なメディアが17%、デジタルダウンロードはそれ以下の15%にとどまっています。



2016年に初めて音楽産業の収入の半分がストリーミングによるものとなりましたが、この傾向は2017年も続き、全体の3分の2にあたる57億ドル(約6000億円)がストリーミングによる収入となりました。



デジタル音楽の収入の移り変わりを示したグラフがコレ。ストリーミングが勢いを増していく一方で、デジタルダウンロードの収入が減少しているのがわかります。



ストリーミング業界ではもちろんSpotifyやApple Musicの定期購入が人気を博していますが、一方で新しいカテゴリのストリーミングサービスも登場しています。Amazonが提供する「Amazon Music Unlimited」がEcho端末のみで音楽を再生できるプランを税込380円で提供しているように、一部を制約した割安なサービスが増えているのです。一部制約のある定期購入サービスは、2017年、ストリーミング市場の14%を占めており、これは2016年比で125%で、額にすると5億9200万ドル(約620億円)で、レコードの収入をすでに超えているとのこと。



by Masaki Tokutomi

Amazon MusicのヴァイスプレジデントであるSteve Boom氏は、2017年、Alexaを搭載したデバイスで音楽をストリーミングする時間は倍増しており、今やAmazon Musicを聴いている人の半数以上は操作に「声」を利用していると語っています。