なぜ男性は電気をつけたいの?消してほしい時どうしたらいい?

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男性は視覚優位

夜のセクシータイム、なぜ男性は電気をつけておきたいのでしょう。女性は、かなり大胆な気分の時以外は、電気を消したままでいてほしい人も多いはずです。今回は、性科学の世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」のメンバーで、思春期から大人まで、行政の依頼から民間の活動まで、性についての相談を受けるプロ・柳田正芳さんに聞いてみました。

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男性のすべてが電気をつけたいのかと言えば、実際には人によります。電気をつけたい人は、「観たい」のでしょう。男性は、女性よりも視覚優位で、衝動性が高い人が多いようです。セックスの時に電気をつけていたい人は、その辺も影響しているのではないでしょうか。

興奮できることは、セックスを気持ちよくするための大事な要素です。電気をつけなくても刺激的な何かがあれば、電気を消すことを受け入れてくれるかもしれません。

だから、「今まで知らなかったけど、電気を消してのセックスもいいね!」という経験をすれば、男性も変わるかもしれません。

「観なくても満足」する方法を提案

例えば、目隠しを使ってみるとか、間接照明や豆電球などの薄暗がりのムードの中で、いつもと違うセックスをしてみるとか。暗い所で静かに、「ポリネシアンセックス」(のミニバーション)というのもいいかもしれません(ポリネシアンセックスとは、さまざまな段階がありますが、ここでは挿入後にピストン運動は行わずに愛撫だけにとどめたりする方法を指します)。

ちなみに、途中から電気を消そうとするよりも、始める時に電気を消す流れのほうがいいと思います。

また、男性にそういった方法を提案するのは、あなたからのほうがいいでしょう。彼の気持ちや望みを「否定」するだけになってしまうと、セックスという共同作業は一方的になり、つまらないものになってしまいます。どちらかにツライ時間にならないためにも、「暗くしてほしいけど、これならいい」という提案をしたいもの。そして、そういったことを話せる関係を、日ごろから築きたいですね。

 

柳田正芳
1983年生まれ。中央大学卒業(専攻は社会学)。性に関する世界最大の研究者組織「世界性の健康学会」の公式委員会YOUTH INITIATIVEのメンバー。思春期若者世代の性の悩み相談・悩み解決に携わる。その他、「両親学級」で講師をつとめたり、大人の性の相談を受けるなど、民間活動から行政の依頼事業まで幅広く活動