近刊『「自分」を仕事にする生き方』が話題のはあちゅうさんも、『20代に伝えたい50のこと』の著者、秋元祥治さんも、「本を出すことで不安になった」と語ります。「なぜ、不安になったのか」、そして「だからこそ、本の中には一瞬の○」を残したいと語る、はあちゅうさん。今回は、対談の最終回です。(構成/森綾 撮影/石郷友仁)

誰もが書いてきたことだけれど、伝え方で刺さるかどうかがある

秋元 『自分を仕事にする生き方』のこの帯も、めちゃくちゃ共感します。「でもみんな不安だから大丈夫」って。これ読んで、すごく安心する(笑)。

はあちゅう みんな不安なんですよね、本を書いる人も含めて、結局。

秋元 はあちゅうさんもそうだし、僕もそうだし、いわゆる20代とか30代の人達って、みんな不安なんだよな、と思って。

はあちゅう 不安ですよ。不安なんですけど、20代ほど不安でもないですよね。何だろう、1つ山を越えたというか。もちろんこの先どうなるかわからないし、日々の不安はありますが、でも昔ほど不安じゃない。そのちょっと乗り越えた部分を本に書いているという感じです。またちょっと、この部分を本にしようみたいな感じで、常にアウトプットして、ノウハウとして残したい感じがありますね。

秋元 なるほど。自分の初めての本がまだ出る前なのでなんとも言えませんが。(*対談は本の発売直前の2月に行われました)

はあちゅう ドキドキしますね、初めての本。

秋元 今回『20代に伝えたい50のこと』に書いたことは全部、自分にとっては普通の話なのです。だから別にこんなに普通のことを言ったってしょうがないんじゃないかと思ったり、読みたい人なんか本当にいるのかなと、すごく不安になるんですけれども。そういうことを、はあちゅうさんは書いていて思わないんですか。

はあちゅう 私も感じますよ。

秋元 えっ、感じるんですか!はあちゅうさんでも。

はあちゅう このことって、もうみんな書いてきたことだよね、今さら私が書くべきことなのかな、と思いますよ。きっと誰かが書いているからベストセラーにはならないよなぁと思うことの繰り返し。
でも、たぶん時代にフィットする伝え方があるんだと思います。
例えば女性誌も、ダイエット、健康、イケメンみたいな特集を繰り返してる。雑誌だけではなく、何でもそうなんですよね。電通で化粧品の広告の担当をやっていたことがあるんですけど、毎シーズン、もう同じ色が出てくる。冬はクリスマスのパッケージにしてとか、中身は変わっていないけど、伝え方が変わる。そしてその伝え方で、消費者に刺さったり刺さらなかったりするんですよ。だから今の自分にしかできない伝え方があるんだろうなと信じるようにしてますね。

秋元 今の伝え方、ということですね。

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