髪の毛を早く伸ばす術はないの?

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「もっと早く髪の毛が伸びたらなあ」。

そう思ったことはありませんか。

美容院で短く切られすぎたとき。
セルフカットを失敗したとき。
あるいは、理想のヘアスタイルにするのに長さがが足りないとき。

でも、そう思い通りにはいきません。髪の伸びる速さには個人差がありますが、平均すると1カ月で1センチ程度といわれています。
でも、もっと早く伸ばしたい。

そんなあなたに、朗報です。

その秘密は、「食」にあり

といっても、一晩寝て起きたらショートボブがロングヘアになっていたというわけにはいきません。
こつこつとした努力が必要です。

その第一は食べ物。
髪の毛はタンパク質です。

ですから、高タンパク質の食材を摂ることは効果があります。

しかし、それだけではダメ。

体内でタンパク質を合成するためには亜鉛が必要です。

これが足りないと、どんなに肉や卵を食べてもタンパク質は作れません。

また、ビタミンも必須。

特に、髪の毛にいいと言われているA、B群、C、Eを気を付けて摂るようにしてください。

ただ、亜鉛やビタミン摂取量に気を付けて毎日食事するわけにはいきませんね。
そこで、サプリメントを上手に活用しましょう。

このほか、疑似女性ホルモンとして働くイソフラボンも効果あり。
これは大豆などに多く含まれます。

良く寝ることも大事

次に大事なのは、睡眠です。

よく「寝る子は育つ」といわれますが、睡眠中はいわゆる成長ホルモンが多く分泌されます。

これは、タンパク質の合成を促し、当然髪の毛にもいい影響を与えるわけです。

また、十分な睡眠をとることは、薄毛や抜け毛の原因にもなるストレスを減少させる効果もあります。

ここで注意してほしいのは、普段忙しくて寝られないからと、休みの日に寝だめしても、あまり効能は期待できないということ。
規則正しい睡眠を心掛けるのが肝心です。

また、髪の毛をつくる元となる毛母細胞の活性化と成長ホルモンの分泌を促すには適した時間(ゴールデンタイム)があり、午後10時〜午前2時ごろがそれにあたると言われています。

この時間を中心にしっかり寝るようにしましょう。

洗髪にも気を付けて

このほか、洗浄成分があまり強くないシャンプーを使う、洗髪の時には爪を立てたり、ごしごし洗ったりしないことも、髪を守るうえでは大事。

また、よく言われることですが、指の腹を使って頭皮をもみほぐすと、血行が良くなり、髪にもいい効果があります。

こういった日頃の積み重ねが髪の成長にはとても良いんです!