日本人女性と結婚したい在日中国人男性は73%もいて、中国人女性と結婚したいと答えた16%を大きく上回った。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本人女性と結婚したいと願う中国人男性は多い。これは多くの中国人男性が思い描く理想の「妻」に日本人女性のイメージが合致するためらしいが、中国人男性を理想の夫像としている日本人女性は少ないようだ。中国メディアの今日頭条は20日、日本人女性はなぜ中国人男性に嫁ぎたがらないのかについて分析する記事を掲載した。

 記事はまず、多くの中国人は「日本人女性と中国人男性は完璧な組み合わせ」でお似合いだと思っていると紹介。日本に住んでいる中国人男性の場合、日本人と結婚すると「天下一優しい女性」と「日本に滞在できる査証や資格」を同時に得ることができるので、日本人女性の人気がさらに高くなるとした。

 記事によると、在日中国人を対象にしたある調査では、この傾向が顕著に表れているという。日本人女性と結婚したい在日中国人男性は73%もいて、中国人女性と結婚したいと答えた16%を大きく上回った。逆に、日本人男性と結婚したいという在日中国人女性は35%で、中国人男性が良いと答えた人が37%だった。

 では、日本人女性と中国人男性の組み合わせは本当にゴールデンカップルなのだろうか。記事は、「想像とは違って」別れてしまうケースも少なくないと指摘。「中国人同士の結婚でも利益重視の婚姻は長続きしないが、文化や国籍が異なればなおのことだ」と論じている。そのうえで、中国人男性が結婚相手として人気がない理由を分析。それは主に「ファッションがダサい」、「ユーモアに欠けている」、「マナーが悪い」の3つであるとした。

 ユーモアについては、中国の何千年もの歴史にユーモアというものが少ないので、西洋風のユーモアに欠けているのは仕方がないことだと弁護。中国人男性は、金儲けや、仕事、家庭、マイホームなど、考えなければならないことが多すぎて、結婚の圧力も重くのしかかっているため、ユーモアを交えながら楽しく恋愛する余裕がないのだとした。

 さらに、痰吐きや列の割り込み、言葉使いなどマナーに問題があるのは事実で、それは中国人女性からも眉をひそめられているが、男というのは変われないと開き直った。こうしてみると、日本人女性と結婚する中国人男性が少ないのも無理はないようだ。まずは自分が変わるところから始める必要があると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)