使用イメージ。(画像: TJMデザインの発表資料より)

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 熱中症対策用品として、どんな作業服にもベルトで装着できる服内送風ファン(?)という変わった商品がお目見えする。文字通り、作業服の中に、風を送り込んで、体温を下げるという装置で、商品名は「風雅ボディ2」。TJMデザイン(東京都板橋区)が4月2日に発売する。

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 この商品の基本構造は、小型ファンを高速回転させて外気を服内に取り込み、中にたまった汗を気化させ放熱する送風装置である。着なれた作業服や支給された作業服に、後付でベルトに装着できるのが特徴だ。

 建設技能者や作業者は通常、ハーネスと呼ばれる一種の安全ベルトを着用し、多数の必要工具を腰ベルトに装備するが、「風雅ボディ2」は、これらの装備の上に追加的に装着することが可能である。

 商品の形は、直径65mm、長さ170mmの円筒形で、下から空気を吸い込み、服の内部に送風する。風速は、強、ゆらぎ、弱の3段階。リチウムイオン充電池を使用し、稼動時間は3〜4時間半。夏など、気温が上昇する正午過ぎから約半日をカバーできる。全体の重量は、バッテリーを含め約500gと比較的軽量である。

 「風雅ボディ2」を装着する場合、適した服としては、体にゆとりのあるポリエステル等の軽い生地で、風を通しにくく、すそがゴム等で絞れるものがよいという。

 労働安全衛生法では、建設・建築作業現場では、安全上、長袖の作業服の着用が求められている。気温の高い時期には、作業者の側に、熱中症防止対策が必要となり、今回の服内送風ファンはそうした対策に応えるのが目的である。