男が好きな美尻の始まりくびれは、なんとあの簡単な方法で作れるんです

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ポイントは肋骨の引き締め

美尻のポイントは、ウエストとのサイズの差。このメリハリ具合が大きいほうが、よりそそられるヒップになるんです。だから、美尻の始まりはウエストのくびれってこと。

では、そのくびれ、簡単に作る方法ないのでしょうか?

今注目の方法されてるのは肋骨。肋骨の中でも下のほうにある下部肋骨をシェイプさせることで、メリハリボディが作れます。

肋骨の引き締めがウエストのシェイプに

肋骨は心臓と肺を覆う骨。左右で24本あり、下部と言われるのは第6〜10番目あたりの骨。ここを引き締めます。

反り腰の人は、一見、腰のくびれを表現しているように見えますよね。でも、腰を反らせると、胸を突き出すような姿勢になるので、肋骨も突き出してしまいます。そうすると、胸の下にももう一つ出っ張りができて、見た目はいまいち。しかも肋骨が広がるので、くびれどころが寸胴に見えてしまいます。

まずは、その姿勢の癖をやめることが先決。それから、広がった肋骨を引き締めて、メリハリのあるくびれを取り戻しましょう。

くびれを作るのは、なんと呼吸!

骨を引き締めるのって、どうやるのでしょう。

そのポイントが呼吸なんです。呼吸はそもそも肋骨を動かしているもの。それを利用するんです。呼吸は、お腹を膨らませる腹式呼吸と、胸を膨らませる胸式呼吸があります。寝ている時などリラックスしている時にしているのが腹式呼吸、少し興奮している時にしているのが胸式呼吸です。今回、肋骨の引き締めに使うのは胸式呼吸です。

胸式呼吸がなぜ、くびれを作るのでしょうか。十分に息を吸うと肋骨が広がって横隔膜が下がります。吐く時は完全に吐き切ります。引き締めのポイントは吐く時、最後まで吐き切って下部肋骨を締めること。これによって同時に、ウエストのくびれにかかわる腹斜筋を刺激できるんです。それが、ウエストシェイプを手伝うことになるのです。

メリハリボディは普段から作られる

胸式呼吸ができているか確認する場合は、両腕を肩に置いて、吸う息に合わせて腕を上げます。呼吸に合わせて、胸が広がるのがよくわかるでしょう。吐く時は、腕を下げて吐ききります。

男が気になって見逃せない美尻はくびれから始まります。それは呼吸のしかたで、作れるってこと。意識的にする胸式呼吸を5分程度から初めて見ませんか?

 

ライター:三上あずさ
取材協力:菅原順二/多くのアスリートが通う、東京・中目黒にあるトレーニング・スタジオ・アランチャ主宰。ピラティスを基本とした、単にボディメイクをするだけでなく体の基礎機能を向上させ、さらに進化させるトレーニングが定評