思わず相手も笑っちゃう“ラッキーボーナス”ショットに米脚光 「運も実力のうち」
昨年のマッチプレー選手権でのビル・ハースの奇跡のショットにPGAが再脚光
米男子ゴルフ「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー選手権」(オースティンCC)が現地時間21日、開幕する。世界ランク6位松山英樹(レクサス)の参戦などで注目を集めているが、PGAツアーは昨年大会でのラッキーすぎるミラクルショットを再びクローズアップ。ツアー公式ツイッターが動画で公開すると、「案外狙い通りかも」「ゴルフは努力と実力と、運のスポーツだ」などと話題を集めている。
昨年大会の3位決定戦での出来事だった。11番の189ヤードのパー3。ビル・ハース(米国)が8アイアンで放ったショットは、グリーンの左の斜面方向へ。思わずハースは顔をしかめた。
だがここから奇跡が起きる。次の瞬間だ。斜面に落ちたボールが、グリーン方向へ最高のキック。転がり落ちると、そこからはピン方向へ一直線だ。カップまでわずか50センチのところで止まった。ミスショットのはずが、ベタピンのスーパーショット。いや超ラッキーショットか……。これには、対戦相手の日本の谷原秀人も思わず笑ってしまった。
このショットなどもあり、ハースは谷原を2&1で破っていた。PGA公式ツイッターは、このミラクルショットを「最大のラッキーボーナス・オブ・ザ・イヤーの1つ」として紹介。同インスタグラムでも「このようなことが起きたら、あなたは喜ぶ?」とつづって、それぞれ振り返っている。
このミラクルショットにファンもニンマリ「案外狙い通りかも」「ボールは大忙しだ」
するとコメント欄にはゴルフファンからの書き込みが殺到した。
「運も実力のうち」
「日頃の行いが良かったからだ」
「案外狙い通りかもしれないぞ」
「ゴルフは努力と実力と、運のスポーツだ」
「彼は心の中でこう思っているぞ。『計画通り』と」
「ボールは行ったり来たり大忙しだ」
今年のマッチプレー選手権ではどんなドラマが起きるのか、ゴルフの神様はどんないたずらを施すのか、見逃せない。(THE ANSWER編集部)