山陽新幹線でも今夏よりフリーWi-Fiが順次提供開始!

西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は20日、同社が運行する「山陽新幹線」において無料の公衆無線LANサービス(いわゆる「フリーWi-Fi」)を2018年夏から順次提供すると発表しています。機器を取り付けた編成より順次し、2019年度末までに全編成で利用可能になるということです。

またすでに発表していた「北陸新幹線」においても同社が運行する区間についても当初は2018年下期頃から同様のフリーWi-Fiを提要するとしていましたが、前倒しして2018年夏から順次提供し、2019年9月までに全編成で利用可能となります。

さらにJR西日本では現在、洋・和式を同一エリアで1:1の割合で設置している山陽新幹線700系8両編成(ひかり・こだま)におけるトイレについても2018年度から順次すべて洋式化するということです。同社ではそれぞれ訪日外国人向けとしていますが、フリーWi-Fiもトイレも日本人でも使えます。


JR-WEST FREE Wi-Fiのロゴ

JR各社では2020年東京オリンピックに向けて訪日旅行客が増えることを見込んで車内におけるフリーWi-Fiの提供を進めており、東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)では5月から東北・北陸・秋田新幹線、夏から上越新幹線、年度内に山形新幹線、東海旅客鉄道(以下、JR東海)では夏から東海道新幹線などで順次提供することが発表されています。

今回、新たにJR西日本の山陽新幹線(新大阪駅〜博多駅)でも夏からフリーWi-Fiが順次提供されます。サービスを提供する車両は、JR西日本が保有するN700系、700系、500系で、利用方法などの詳細についてはサービス開始時までに別途案内するとしています。

一方、JR西日本ではトイレについても現在、和式トイレも設置している700系8両編成においてすべて洋式化するとのこと。なお、N700系(のぞみ・みずほ・さくら)のトイレはすでにすべて洋式トイレとなっています。

記事執筆:memn0ck


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