桜レポート!今年も靖国神社の標本木を見てきた!

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暖かい日も多くなってきたこの頃、桜の開花が気になる記者は、靖国神社にある東京の桜の標準木を日を追って観察してきた。

【写真を見る】早咲きの大寒桜はほぼ満開の様子!

能楽堂の脇、境内のほぼ中心と言える場所に、その標本木がある。

■ 3月17日(土)東京の桜が開花宣言

3月17日(土)、気象庁が東京の桜の開花を発表した。例年より9日程早い開花となる。

3月18日(日)に早速東京の標本木の様子を見に行ってみると、陽の当たる枝の先端に確かに小さな桜の花の開花を確認。この時気温は13度程で肌寒かったが、日曜日ということもあって靖国神社にはたくさんの人が訪れていた。

開花宣言を受けていち早く桜を見に来たという方から「こんなもので開花宣言なの?」という声も出るほど、まだほんの一部の開花だった。気象庁では、この標本木で5〜6輪以上の花の開花が確認できた状態で「開花」とするそうだ。また、花弁が開いた花の割合が80%以上になった状態で「満開」というとのこと。今後の気温にもよるが、3月21日(祝)頃から見頃になりそうだ。

■ 3月15日(金)早咲きの大寒桜が見頃に!

早咲きの大寒桜は今がほぼ満開といえる状態だった。

■ 3月15日(金)標本木のソメイヨシノの様子は?

満開の大寒桜を楽しんだ後、標本木のソメイヨシノの開花状況を確認。目を凝らして桜の蕾を見てみた。月曜日(3月12日)に見たときよりも桜の蕾は膨らんでいた。

■ 3月12日(月)標本木のソメイヨシノの観察を開始

目を凝らして桜の蕾を見てみた。3月12日(月)現在、まだ蕾もさほど膨らんでおらず、開花までまだ少しかかりそうだった。今から開花が待ち遠しい。

南門から中に入ると蕾をつけた多くの桜の木がある中、1本だけ咲いている桜の木を見つけた。早咲きの大寒桜だ。

大寒桜の開花時期は3中旬から下旬で、ソメイヨシノよりも早く咲くのが特徴。この大寒桜は3月12日(月)現在7〜8分咲きで、2、3日で満開になりそうだった。

本格的な春の訪れを告げる桜。今後の開花状況にも注目したい。(東京ウォーカー・篠田)