インベスコ・アセット・マネジメントが運用する「インベスコ プレミア・プラス・ファンド『愛称:真分散革命』」がモーニングスターアワード・ファンド オブ ザ イヤー2017バランス(安定)型 部門で最優秀ファンド賞を受賞した。ファンドの特徴について、同社のリテール営業本部長の飯森かおり氏(写真)に聞いた。

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 インベスコ・アセット・マネジメントが運用する「インベスコ プレミア・プラス・ファンド『愛称:真分散革命』」がモーニングスターアワード・ファンド オブ ザ イヤー2017バランス(安定)型 部門(対象ファンド数:142本)で最優秀ファンド賞を受賞した。同ファンドは、16年に優秀ファンド賞を受賞しており2年連続のアワード受賞になった。ファンドの特徴について、同社のリテール営業本部長の飯森かおり氏(写真)に聞いた。

 ――ファンドは、2017年のトータルリターンが7.02%と、機動的に資産配分を行う類似ファンドの中でトップクラスの運用成績になっている。安定的に高いリターンをあげられる理由は?

 ファンドは、「株式」と「債券」、そして、コモディティなど「資源資産」を投資対象としている。世界経済が好調で成長期には「株式」の株価上昇が期待され、景気減速期には金利が低下すること(債券価格の上昇)によって「債券」が優位。そして、景気が過熱するようなインフレ期には「資源資産」が値上がりする。

 各経済局面において優位性を持つ3つの資産を持つことによって、どのような局面にも対応するポートフォリオを作ることができる。どの局面でどの資産に重きを置いて投資すれば良いかは、AI(人工知能)と人の手によるディープラーニング(深層学習)を使って分析し、その分析結果に基づいて、最適な投資ポートフォリオを構築している。

 「真分散革命」は2014年11月の設定で、運用開始から3年を経過したところだが、グローバルでは10年目を迎える投資戦略だ。ファンドが採用する運用戦略は、2008年9月に設定され、設定来のトータルリターンが年率平均8.90%、リスク(標準偏差)は年率8.22%に抑えた運用を実現している(報酬控除前、17年12月末)。

 運用戦略がスタートしてからの10年間は、100年に1度の混乱といわれたリーマンショック(08年)をはじめ、欧州債務危機(10年)、チャイナショック(15年)など、巨大なショックがたびたび起きた10年間だった。この間、世界株式のリスクは年率20%を超えるが、ファンドが採用する運用戦略はリスク水準を「世界債券」並みに抑え、リターンは「世界株式」並みに稼ぎ出した。この実績が世界の投資家から高く評価され、グローバル全体で約2.2兆円の運用資産残高がある(17年12月末時点)。

 実際に、ファンドが採用する運用戦略のパフォーマンスは、過去10年間で、どのタイミングで投資しても2年以上保有すると運用成績がマイナスになったことがない。この下落リスクに強い商品性が評価され、米国では確定拠出年金のデフォルト商品(加入者が運用先を指定しない場合に自動的に割り当てられる投資対象)にも採用されていた。

 ――具体的な投資プロセスは?

 各種経済指標、各資産の値動き等のビッグデータを取り込み、景気変動と各資産の値動きとの関係を分析し、様々なシミュレーションを行った上で、AIと人の手によるディープラーニングにより各資産の最適な組み合わせを導き出している。

 そして、システムが提示する各資産への投資比率は、ファンドを運用するチーム(13名)によって検証・検討され、最終的な資産配分比率が決定されている。運用チームは、平均経験年数が20年を超えるベテランの運用者で構成されているが、そのチームの投資判断を、最新のテクノロジーがサポートしている。

 最終的なポートフォリオの決定にあたっては、リスク水準を年率8%プラスマイナス2.0%、そして、目標リターンを円の短期金利プラス年率6%に置いている。

 ――どのような投資家に相応しい?

 このファンドは、投資判断にAIによるテクノロジーを利用しているが、その使い方も含め、当社にお任せいただくファンドだ。為替はフルヘッジしているので、パフォーマンスは当社の運用力で決まる。ファンドは日本で設定されて3年超のトラック(実績)を持つが、運用戦略としては10年目を迎えており、運用戦略の過去の実績を見て頂くことで当ファンドが実現できるパフォーマンスをイメージしていただきたい。

 リスク水準を年率8%前後と外国債券並みに抑えているので、初めて投信をご購入いただく方にもご活用いただけると思う。また、投資経験の豊富なお客様には、安定的な収益が期待できる当ファンドに投資していただき、ピンポイントで単一の新興国や、テーマ型のファンド等を組み合わせて投資するという使い方もあると思う。様々な場面でご活用いただきたい。(情報提供:モーニングスター社)