歩くだけで細い脚になる?パドマアーサナで足首ストレッチ

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突然ですが、自分の足首が硬いか柔らかいか知っていますか? 足首が硬いと、むくみやすかったり、足が疲れやすくなったりします。足首が柔らかくなれば、自然と歩くだけでむくみ予防や足が細くなるような足の使い方に変わっていきます。

そこでヨガインストラクターである筆者が、美脚に必要な足首の柔らかさを作るヨガポーズをご紹介します。

■足首を柔らかくすると足が細くなる?

歩くときに、足首が硬いと、第二の心臓と言われるふくらはぎの動きが鈍くなります。足首をくるくると回すと、同時にふくらはぎが伸縮するのがわかりますよね? この連動があるからこそ、重力で下に下がった血液が、ふくらはぎのポンプ作用で心臓に戻りやすくなるのです。

しかし、足首が硬いとふくらはぎが動きにくくなるどころか、ふくらはぎに力が入ってしまい、足がむくんだり、張ったりして足を太くしてしまいます。

■足首を柔らかくして美脚を目指そう

ヨガの座位のポーズであるパドマアーサナは、蓮華座と云われ、呼吸法や瞑想をするときに安定して座るためのポーズですが、足首や膝、股関節周りの柔軟性を養うのにも最適。下半身をスッキリさせるポーズです。

■パドマアーサナ

(1)床に座ります。右膝を曲げ、足の付け根から脚を引き上げて、お腹の方へ引きつけます。

(2)右足の甲を伸ばし、その足先を左脚付け根へ置きましょう。

(3)反対側も同様に、左脚を、脚の付け根から持ち上げて膝を曲げ、右脚の付け根へ足先をおきましょう。

(4)両手を膝の上へ置き、親指と人差し指で輪を作ります。

(5)リラックスして10呼吸ほどキープします。

脚が硬くて、両足を重ねられない場合は、片脚ずつ10呼吸程度キープするようにしましょう。

いかがでしたか? 股関節、膝、足首を柔軟にしてくれるパドマアーサナ。下半身がむくみにくくなる土台を作ってくれます。足首の柔軟性は美脚への近道、無理せず少しずつ試してみましょう。

歩くだけで細い脚になる?パドマアーサナで足首ストレッチはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

上村 由夏

「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。