山田邦子公式ブログより https://ameblo.jp/yamadakuniko/

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 タレントの山田邦子のブログが物議を醸している。

 「NO MORE! 受動喫煙〜僕たち、私たちの未来に〜」プロジェクトの共同主催者を務め、受動喫煙防止に取り組んでいる山田。乳がんを克服した過去や以前の喫煙経験から「たばこの煙について向き合ってみようと思った」といい、昨年行われたプロジェクトの記者会見では、芸能界の8割方が喫煙しているという自身の見解を述べ、「キムタクはタバコを吸い過ぎ」「坂上忍くんも楽屋が臭い」と名指しで批判し、話題となっていた。

 2020年の東京オリンピックに向けて禁煙・分煙のムードが高まる中、山田は今月14日に「お店を選ぶようになりました」というタイトルでブログを更新。「テレビで、偉そうなこと言ってる芸能人もなんと喫煙者が多いことか」と嘆きつつ、飲食店や会議室、打ち合わせ室などで喫煙する芸能人が多いことを明かした。

 山田は、喫煙者に対して以前は「自宅でたっぷり吸ってから、来ればいいのに。何で、私の前で吸うんだろう。私に死んで欲しいんだな………酷いなあ………」という印象を持っていたという。しかし、喫煙者の中にはニコチン依存症になっている人もおり、禁煙外来に通っている人も増えていることを知ったという。そういう人に対しては「応援したいです。がんばって」とエールを送った。

 また、「2020年の東京オリンピック、パラリンピックを前に受動喫煙防止強化策を本気でやらなければ」と改めて決意を述べ、喫煙専用室は別として、集会場、飲食店、事務所、鉄道等は屋内・車内を禁煙にするべきという持論を展開。原則禁煙のチェーン店は増えているとしつつも、小さなお店などは禁煙に気を配っていないといい、「ここんところ調子悪くて、やっと元気になって来て、また酒場行くようになったらすごく感じたんだよね、ふざけんな、って。もー、いいかげん、嫌だよ」と自身の経験からあらためて喫煙者を批判していた。

 しかし、この投稿に対し、山田のブログのコメント欄には称賛の声が上がっているものの、ネット上からは、「これはちょっと配慮に欠ける。もう少し言い方あるでしょ」「言いたい事はよく分かる、けど言い方が悪い」「芸能人、公人として全く分かっていない発言。公開コメントは製造者関係も見てるんですよ」といった批判の声が相次いでいる。

 受動喫煙が身体に悪いことは確かだが、ブログでの呼びかけの仕方が悪いと反発を生んでしまうこともある。この呼びかけが逆効果にならなければいいのだが――。

記事内の引用について
山田邦子公式ブログより https://ameblo.jp/yamadakuniko/