犬猿の仲だったJUMP・山田涼介と中島裕翔、和解のきっかけは?

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 Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演ドラマ「もみ消して冬 〜わが家の問題なかったことに〜」(日本テレビ系列)で見せる、振りきったヘン顔が大好評だ。

 山田といえば、JUMPのシンボルで、絶対的センター。そのキラキラに憧れてジャニーズ事務所に入所してくる未来の原石は後を絶たない。グループは今年で結成11年。だが山田は、結成時からセンターを張っていたわけではなかった。

「そもそもJUMPは、山田と中島裕翔、知念侑李と岡本圭人によるHey!Say!7と、有岡大貴、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太のお兄さん組のHey!Say!BESTに分かれていました。JUMPになってからも元セブンの4人は歳が同じとあって、ライバル同士。07年に『Ultra Music Power』でデビューしたとき、センターは中島でした。ところが翌08年にリリースした2ndシングル『Dreams come true』では、山田に交代。しかも、ミュージックビデオの撮影現場で、振付け師からその場で立ち位置を替えられたそうです。中島にとって屈辱的だったに違いありません」(アイドル誌の編集者)

 お坊ちゃま育ちで、ジャニーズJr.時代もトントン拍子でドラマ出演などに恵まれた中島。しかし、歌手デビュー後はAメロから外され、ソロパートもなくなっていった。やる気をなくしていると、ジャニー喜多川社長から「腐っちゃダメ」と言われたという。そんな関係に変化が訪れる。4年ほど前のことだ。

「セブン全員が二十歳になったお祝いに、プライベートの食事会を開いたそうです。そこで山田が『今日は本音で思ってること、話そうよ』と切り出し、『裕翔。ぶっちゃけ、おまえのこと嫌いだった』と告白したそうです。すると中島も『わかってたよ。俺も嫌いだった』と返し、この日を境に和解。山田はのちに『こういうこと話せてるって、お互い成長したってことだよね。だから、もう、そういうのはやめにしようぜと素直に言えた』と明かしています」(前出・アイドル誌編集者)

 JUMPの18年第1弾シングルのタイトルは「マエヲムケ」。「もみ消して冬」の主題歌だ。メンバーが見つめる“マエ”(前)とは、いったいどこか。仲間であり、ライバル関係が進行形の9人の行方が気になるところだ。

(北村ともこ)