カリスマ投資家の内田衛氏は「ヤフオク!」も良く利用するが「もっと使いやすくなるはず」と言う(写真:node/PIXTA)

個別株はともかく、大型株がそろう日経平均株価は桜の咲く季節になってもイマイチ。カリスマ投資家の内田衛氏も、高利回りの上場リートや中小型株は総じて順調だったものの、やっぱり大型株はイマイチだったようだ。そんななか、制度を変更した「ヤフオク!」に対して厳しい意見を持っているようだ。いつものように「株日記」で振り返ってみよう。

【2月26日 月曜日】2月権利落ち日。保有銘柄では、ビックカメラ(3048)が8円高の1625円、日本BS放送(9414)が、15円高の1370円と逆行高。日経平均株価は、260円高の2万2153円と続伸。

保有している上場リートが年初来高値更新!


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【2月27日 火曜日】日経225先物は、170円高の2万2390円、NYダウは、399ドル高の2万5709ドルと大幅高。10時04分、保有銘柄のトーセイ・リート投資法人(3451)は、1000円高の11万2600円を付け、1月18日に付けた11万2400円を超え、年初来高値を更新した。

トーセイ・リートは、上場リート59社中、分配金利回りランキング4位で6.08%(3月9日現在)の高利回りリートで、20口保有中。また、老舗コーヒー商社の石光商事(2750)が、11円高の680円を付け、年初来高値を更新した。15時、自動車部品(キーセット)のアルファ(3434)が、3月期末配当を15円から25円に増配すると発表した。9月中間で15円配当しているので、年40円配当となる。本日の終値は、17円高の1906円。日経平均は、236円高の2万2389円と3日続伸。

【2月28日 水曜日】日経225先物は、170円安の2万2210円、NYダウは、299ドル安の2万5410ドル。

9時31分、昨日増配を発表したアルファを94円高の2000円で100株売り、1万9352円の利益確定。買いは、2月14日にナンピン買いした1800円で。終値は伸び悩み、36円高の1942円。鉱工業生産(1月)は、6.6%低下で4ヶ月ぶりマイナスと報道。日経平均は、321円安の2万2068円と4日ぶり反落。日経平均の月足は、6カ月ぶりのマイナス(1030円安)となった。

【3月1日 木曜日】日経225先物は、140円安の2万1960円、NYダウは、380ドル安の2万5029ドル。2017年10〜12月設備投資4.3%増で5四半期連続プラスと報道。本日から、ゆうパックの個人向け料金を平均12%引き上げとなった日本郵政(6178)は、9円安の1282円と冴えない。優待目的保有のカッパ・クリエイト(7421)は、社長辞任で、28円安の1280円。日経平均は、343円安の2万1724円と大幅続落。月初高は20カ月連続だったが、このアノマリー(理論的な根拠が必ずしもない経験則など)は、ついに崩れた。

円高が進んで、日経平均は4日続落だ

【3月2日 金曜日】日経225先物は、460円安の2万1180円、NYダウは、420ドル安の2万4608ドル。

大幅安の原因は、米中貿易摩擦を警戒したことと、FRB(米連邦準備制度理事会)の「米経済の過熱回避、利上げに改めて意欲」という姿勢が嫌気された。また、米ドナルド・トランプ大統領は、鉄鋼25%、アルミ10%の追加関税を発表し、日経平均は、542円安の2万1181円と大幅安。20時、円高が進み1ドル=105円台を付けた。日経225先物も250円安の2万0880円を付け、2月14日の安値を下回った。日銀の黒田東彦総裁は、再任に向けた所信で「2%の物価安定目標を早期に実現するため、緩和継続を表明」。

【3月3日 土曜日】日経225先物は、80円安の2万1050円、NYダウは、70ドル安の2万4538ドルと4日続落。1ドル=105.70円、1ユーロは、130.31円。

【3月5日 月曜日】日経平均は、139円安の2万1042円と4日続落。1ドル=105円台半ば。

【3月6日 火曜日】酒類製造のオエノンホールディングス(2533)が、27円高の474円を付け、年初来高値更新。信用取引の取組を見ると売り長で、1日あたり1円の逆日歩(信用で売りを建てている投資家が支払う追加のコスト)が付いていた。いわゆる踏み上げで、売り方の買い戻しによる上昇か?2月1日に優待目的で保有していた1000株を410円で売っている。日経平均は、375円高の2万1417円と5日ぶり反発。20時11分、4月末、南北首脳会談、板門店でと報道。20時55分、日経225先物は、360円高の2万1810円の高値を付けた。

【3月7日 水曜日】日経225先物は、240円高の2万1690円、NYダウは9ドル高の2万4884ドル。ゲーリー・コーン米国家経済会議委員長が辞任と報道。日経平均は、165円安の2万1252円。

【3月8日 木曜日】日経225先物は、250円高の2万1450円、NYダウは82ドル安の2万4801ドル。新規公開(IPO)銘柄のキュービーネットホールディングス(6571)(ヘアカット専門店「QB HOUSE」)のブックビルディングに申し込む。仮条件は2000円〜2250円で、上場予定日は、3月23日。主幹事の大和証券で1000株、三菱UFJモルガンスタンレー証券で300株、みずほ証券で1000株、SMBC日興証券で100株、マネックス証券で100株、SBI証券で1000株(合計3500株)申し込んだ。

前回は、佐川急便のSGホールディングス(9143)は落選したが、戸建て、マンション中古再生事業のカチタス(8919)が申し込み通り1000株当選した。だが、再上場は人気がないとの過去の事例から、上場初日(2017年12月12日)に1840円(公開価格1640円)で売り、その後急騰して悔しい思いをしている(本日終値3105円)。日経平均は、115円高の2万1368円。

仮想通貨取引所7社を行政処分、コインチェックは2回目の行政処分と報道。コインチェックは「仮想通貨NEMの補償は来週中を目処に」といっているが、この報道を深読みすると、昨年までは相場が高く、仮想通貨売買で儲かっている人が多く、確定申告の期日3月15日までに税金を支払いたいけどコインチェックの口座に入っていて税金を払えない人が多くいるために2回目の行政処分となったのではないかと思う。申告と税金の支払いの口座引き落としの手続きを3月15日までにしておけば、今年の支払いは4月20日金曜日にすることができる。詳しくは、税務署に聞いてみて下さい。

【3月9日 金曜日】日経225先物は、240円高の2万1440円、NYダウは93ドル高の2万4895ドル。日銀金融政策決定会合が終了、「金融政策を現状維持」との報道。大和証券から電話があり、大和ハウスリート投資法人(8984)の公募(PO)に1口申し込んだ。本日終値、1900円安の25万0400円。1口にしたのは、分配金利回りが、4.07%(上場リート59社中、41位)と低いが、1口保有で大和ハウス100%子会社の大和リゾートが展開する全国27カ所の大和ロイヤルホテルズの宿泊割引利用券がもらえるから。日経平均は、101円高の2万1469円と続伸。

ヤフオク!のシステム変更は良いけど、出品者にも配慮を

【3月10日 土曜日】日経225先物は、340円高の2万1690円、NYダウは、440ドル高の2万5335ドル。1ドル=106.81円、1ユーロ=131.47円。3月20日〜21日、FOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の追加利上げが予定されているが、織り込み済みとの見方があり、円安、日本株高となるか注目したい。

3月1日からヤフオク!(ヤフーオークション)のシステムが、落札者にやさしい変更となっている。従来のシステムは、落札者に送金口座を教えて入金が確認できたら、商品を発送するということだった。それがこう変わった。落札者は送金してもその代金はヤフーが預かる。落札者から送金があったことだけ、ヤフーから出品者に連絡があり、商品を発送し、落札者に商品が到着し、受け取り完了の連絡があってから、出品者に送金される。

個人的には、出品の方が多いので、従来のシステムのままが良かったと思う。理由は、変更後のシステムだと、落札者が、すでに商品が到着しているのに、なかなか受け取り完了をしてくれないこともあり、その間は、出品者には入金されないからだ。もう10年位前の話になるが、友人が韓国でヤフオク!をしていて、当時から韓国では、すでに今回日本で採用された落札システムと同じだったのを聞いていたので、今回の変更はすぐに分かった。今回のシステム変更で、ヤフオク!でのトラブルが減り、信頼できるマーケットになればいいと思うが、読者の皆さんはどう思いますか。