仮想通貨の一つであるビットコイン。最近、本当にいろんなウワサを聞くけど、その実態は!? 仮想通貨は、今後ますます発展すると予想されているので、今のうちに理解しておいて損ナシ。「ビットバンク」代表取締役CEOの廣末紀之さんにお聞きしました。

ビットコインってなに?

2009年から使われ始めたビットコイン。「現在は一攫千金のような投機目的で注目されていますが、当初は国や企業に手数料を取られず、個人間で送金できるシステムとして作られました。これはITや金融の専門家をも虜にするほど画期的かつ優れたシステムで、その価値に注目が集まり、投機対象として売買されるようになったのです」(廣末さん)

ビットコインが今流行っているワケは?

昨年あたりから、一般の間でも名前が知られるようになり、最近では広告も続々登場。「人気のきっかけの一つは、ビットコインの価値が、1年間で22倍に膨れ上がったこと。それを後押ししたのが、2017年4月に施行された仮想通貨法です。仮想通貨を持つことや支払い手段としての利用が合法となり、安心感が広がりました。その影響で売買が盛んになって、ビットコインの価値が上昇。芸人さんたちの間で人気というウワサも、日本で流行るようになった一因ではないでしょうか」

不正流出とかアブなくない?

そもそも形のないお金という心もとなさと、今年1月に起きた仮想通貨の一つ「ネム」の流出事件で、懐疑的な人が増えたのも事実。「流出問題の原因は、ひとえに仮想通貨を扱う取引所のセキュリティの甘さ。仮想通貨の取引データはネットワークの参加者全員に公開されて、改ざんや不正使用ができない仕組みになっているので、ビットコイン自体は安全です。取引所がきちんとセキュリティ対策をしていれば、問題ありません」

ビットコインはどこで買えるの?

ビットコインは、日本円やドルで購入可。「それにはまず、『bitbank』など取引所といわれる仮想通貨の取引の場を提供するプラットフォームに口座を開きます。選び方のポイントは、金融庁に認可登録されていること。また、セキュリティが堅牢なことも大切です。取引所によっては取引手数料がかかりますが、無料がベター。おすすめは下記の3社です」

【QUOINEX(コインエクスチェンジ)】ネットを遮断した環境でお金を100%管理するシステムや、意図しない出金を未然に防ぐ手堅いセキュリティ体制。グローバル展開により、取引量が多いのも特徴。ビットコイン取引手数料無料。

【bitFlyer(ビットフライヤー)】国内最大手の取引所。世界最高水準のセキュリティで、日本円が不正に流出した際の補償制度も。ビックカメラなど提携店でビットコイン決済もOK。ビットコイン取引手数料は0.01〜0.15%。

【bitbank(ビットバンク)】ネットを遮断した形でのお金の管理体制や、2段階認証のログイン制などセキュリティは高次元。中級者向けの「イーサリアム」や「リップル」の取引も盛ん。どの仮想通貨も取引手数料無料。

廣末紀之さん 「ビットバンク」代表取締役CEO。著書『知識ゼロからのビットコイン・仮想通貨入門』(幻冬舎)がヒット中。

※『anan』2018年3月21日号より。イラスト・3rdeye 取材、文・熊坂麻美

(by anan編集部)