エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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2回にデズモンド、アレナドに豪快弾浴びる

 エンゼルス大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、米アリゾナ州テンピでの本拠地ロッキーズ戦に先発。初回は無失点に抑えたが、2回は先頭デズモンドに左翼ソロ弾、3番アレナドに左翼へ3点弾を許すなど、一挙に7失点。ようやく1死を奪ったところで、ソーシア監督がマウンドを訪れ、50球で降板した。

 主力を集めたロッキーズ打線を相手に、初回は98マイル(約158キロ)を計時する力強い投球を披露し、無失点に抑えた。実戦4度目の登板は好調に見えたが、3点リードの2回に突如崩れた。

 先頭デズモンドに2ボールから3球目速球を左翼へ豪快なソロ弾とされると、続くアイアネッタには3球目の抜けたスライダーを死球とする。ここから右前打、左前打で無死満塁とすると、ブラックモンに二遊間を抜ける2点タイムリーを浴び、同点に追いつかれた。なおも無死一、三塁からラメーヒューの遊撃内野安打で逆転を許した。そして迎えたアレナドにフルカウントから6球目低め速球を巧みに捉えられ、左翼席に突き刺さる3点弾を献上。続くストーリーを空振り三振とし、1死を奪ったところでソーシア監督が登場。大谷はこの日75球程度が予定されていたが、50球で降板となった。

 1回1/3を投げて2被弾を含む7安打3奪三振2四死球7失点(自責7)の内容だった。(Full-Count編集部)