開幕戦で4815人が来場、駐車場関連で問題発生 16日にクラブが声明を発表(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

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開幕戦で4815人が来場、駐車場関連で問題発生 16日にクラブが声明を発表

 J3のFC琉球は16日、クラブ公式サイトで「開幕戦におけるスタジアム駐車場混雑に関するお詫びとご提案」と題して、11日に本拠地で行ったJ3開幕戦・カターレ富山戦におけるスタジアム駐車場の混雑について謝罪。

 また異例とも言える“ご提案”をファンに向けて発信している。

 FC琉球はJ3開幕戦を沖縄県総合運動公園陸上競技場で行い、富山に4-3と勝利して白星発進。当日4815人の来場者が足を運んだが、ある問題が発生したという。琉球フットボールクラブ株式会社の倉林啓士郎代表取締役は自らの名義で声明を発表。スタジアムの駐車場の混雑により、キックオフ開始時間に間に合わない観客もいたなか、「臨時駐車場の周知や、スタッフによるスムーズなご案内が行き届かなかったこと、心からお詫び申し上げます」と謝罪の意を示している。

 昨季、ホームゲーム平均入場者数が前年比160%増の2500名以上に増加。さらに開幕戦も4815人の来場により、それまで少なかった駐車場関連の混雑が相次いで起こるようになったという。近隣で確保している臨時駐車場の事前周知の徹底や、当日満車の際にスムーズに臨時駐車場へ向かうことが出来るような案内に努めるとしている。

 また、倉林啓士郎代表取締役は「私から皆様へ一つご提案がございます」と綴ると、「今年のFC琉球ホームゲームでは、サッカーの試合だけではなく、場内外で様々なイベントやブースを設け、お客様が楽しめるスタジアムづくりを進めております。ぜひ、キックオフの時間を目安にご来場するのではなく、スタジアム開場の時間を目安に足をお運び頂き、試合前のスタジアムの空気を思う存分味わってみませんか?」と声掛けをした。

「皆様がより楽しめるスタジアムになるにはどうしたらよいのかを、現場スタッフと試行錯誤している日々」としながらも、「『楽しかった』『また来たい』と思ってもらえるようなスタジアム会場にしていけるよう、日々精進して参りたいと思います」と意気込みを記している。

 FC琉球は“ご提案”という形でファンに呼び掛けつつ、より良いスタジアムにするべく努力する方針を前面に押し出している。(Football ZONE web編集部)