細い髪・太い髪のメリット・デメリット

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あなたの髪は細い、太い?

あなたの髪は、どんな髪ですか?直毛、くせっ毛、さらさら、脂っぽい、ツヤツヤ、ゴワゴワ、柔らかい、硬い…。いろんな髪質の人がいますね。

髪質の一つに「細い」、「太い」というものがあります。

この場合の細い・太いとは、髪の毛の栄養状態など健康状態に起因するものではなく、生まれつきの特質のことです。
遺伝的形質と言い替えてもいいかもしれません。

では、髪の毛が細いこと、あるいは太いことによって、どんなメリットやデメリットがあるのでしょう。

太い髪は丈夫で強いが、やっかい

成長段階や部分によって違いますが、髪の毛の太さは、日本人の場合平均0.08ミリ前後です。
俗にいう「太い髪」は、この平均値を上回っているということですね。

一般的に、太いものは細いものより丈夫です。
髪も同様で、太い毛髪は硬く、細い毛より傷みにくいと言われています。

その硬さの要因の一つが、キューティクル。
このキューティクルがしっかりと髪の毛の表面を覆っているので、硬度が高いのです。

キューティクルは髪の艶やコシの元になるもの。
ですから、髪の毛が太い人は、平均してつやつやした美しい髪質をしています。

では、デメリットがないかというと、そうではありません。
髪が太いとボリュームが出すぎ、思い通りの髪形をつくりにくいという欠点があります。

特に、湿気の多い雨の日などは膨らみがちなので、大変です。
また、ロングにしていると、髪の毛の先が顔に当たってチクチクし、うっとうしいという人もいます。

細い人は弱いものの、フェミニンな魅力

一方の髪が細い人はどうでしょう。

デメリットを先に挙げると、これは太い人の逆で、ボリュームが出にくいということにつきます。

トップがぺちゃんこになりがちなので、若い人でも髪が薄く見られがちです。
また、朝しっかりセットし、ヘアスプレーで固めても、午後には崩れてしまっていたり、パーマやカラーがすぐとれたりして、悩むことになります。
湿気の多い日は、なおさらです。

もちろん、メリットもちゃんとあります。
セットが崩れがちということと矛盾しますが、髪が細い人は髪質が柔らかいので、髪形を思ったように整えやすいのです。

ですから、自分に合った整髪料を上手に使って湿気を避ければ、びしっと決まったヘアスタイルが作れます。
また、サラサラヘアなので、髪が風になびき、女の子らしさを演出することもできますね。