パリ・マレ地区よりお届け
アンティーク空間×ドライフラワーが相まった美しいフラワーショップ〈Ofcine Universelle Buly Marais〉

Hanako『まるで自宅のように居心地の良い店、 そこから学ぶ自分の部屋づくり。』「春だから始めたい、花のある生活。」より、パリ・マレ地区の総合美容薬局にオープンした、美しいドライフラワー専門店をご紹介。パリのインテリアと花の美学をお届けします。

パリのインテリアと花の関係、最前線を〈Ofcine Universelle Buly Marais〉よりお届け

18〜19世紀の化粧品と当時の空気感を再現する総合美容薬局〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉。パリのマレ地区に昨年末オープンしたコンセプトストアには、美容薬局のほか、カフェ、ドライフラワーのコーナーを初めて設けた。オーナーはラムダン・トゥアミとヴィクトワール・ドゥ・タイヤック夫妻。大のアンティーク好きという夫が店のデザインを手がけ、古びた趣の家具や床は職人が一から手作りした。

9世紀がテーマの重厚なインテリア。左が総合美容薬局、右は同時代にあった人気カフェを再現。名物は濃厚なホットチョコレート。

そもそも、生花ではなくドライフラワーにこだわる理由は何か、ヴィクトワールさんに伺った。
「パリには多くの花屋があるのに、ドライやプリザーブドフラワー(脱水し着色、乾燥した花)の専門店がないでしょう。切り花の命は短く、プラスチックの造花は人工的すぎる。乾燥させた花は長く持つのに自然の美しさがあり、ちょっと粗野な佇まいも素敵。ブーケやリースにアレンジ自在です。『生花を買い、捨てる行為はエコじゃない』と違和感を持っていた人も多く、とても好評なの」

デルフィニウム、スモークツリーのブーケ50ユーロ。ブーケは20〜50ユーロの予算で。

左から、ネコジャラシと麦のリース80ユーロ、ワラビと海藻65ユーロ。

アンティークのガラス器や薬瓶を使う、アーヴィリエ(=標本)というアレンジも素敵。右奥は、ビュリーのアロマキャンドルの空き瓶(非売品)のブーケ25ユーロ。

パリで今ドライフラワーはまさに旬。扱う店も急増中だと教えてくれたのは、ビュリーの専任フローリスト、鴻上千秋さん。

西洋絵画のように雰囲気のある花コーナーは欧州と日本のドライフラワーを扱う。日本製プリザーブドフラワーの質の高さが人気とか。

「20年前にブレイクし、一度廃れたドライフラワーの注文が増えたと市場の方も言っています。シックな色が定番のパリも、ここ最近カラフルな花が好まれることから、色つきのプリザーブドフラワーも人気。うちのようなアンティーク空間はもちろん、モダンなインテリアにも合うのでぜひ試して!」

〈Ofcine Universelle Buly Marais〉マレ地区/パリ
総合美容薬局、カフェ、花屋、おにぎりコーナー、数カ月ごとに変わるポップアップストアを内包するコンセプトストア。4月に薬局とカフェの複合店を京都にオープン予定。
■45,Rue de Saintonge 75003 Paris 
■+33-1-42-72-28-92
■11:00〜19:00、カフェ8:00(土日9:00)〜19:00 月休(花屋は月火休) 
www.buly1803.com/fr

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