パーティやイベントで“ぼっち”にならない方法

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誰もが「最初の5分」であなたを忘れられなくなり、「5日後」にはあなたのファンになっている!フォーチュン500の全米トップ企業が導入している、人間関係の悩みを解決する超合理的メソッドをまとめた『CAPTIVATE 最強の人間関係術』から、一部を編集してお届けする。

実験でわかった、話しがはずむ場所

 はじめまして。私の名前はヴァネッサ。
「サイエンス・オブ・ピープル(Scienceofpeople.com)」という、人間行動研究所を主催して、人とうまくつきあう方法を実験・研究しています。
 これまでに、対人コミュニケーションに悩む人のために、数々の「行動戦略(人間関係術)」を開発してきました。
 その成果は、オンライン講座やワークショップを通じて何百万人もの人が受講し、フォーチュン500に入る優良企業の研修でも取り上げられています。
 社員のコミュ力アップから、婚活パーティでの振る舞いまで、あらゆる場面で使える行動戦略。今日はその中から、パーティやイベントで一人ぼっちにならない方法について、誰でもできる簡単なコツを紹介しましょう。

「サイエンス・オブ・ピープル」ではパーティやイベントの主催者に協力してもらい、会場にカメラを設置して人々の動きを追跡しました。
 参加者に番号をつけて、イベント中のそれぞれの交流パターンを観察。そしてイベント後に、彼らが何人と交流したか、何枚名刺をもらったか、SNSで何人とつながったかを調べました。
 その結果、人脈作りのうまい人には、特定のパターンがあることがわかったのです。

 ごく一般的な交流イベントの会場を例に説明しましょう。

 まず、受付、またはプレゼントを置くテーブルがあります。ドリンクカウンター、料理テーブル、トイレもあります。
 このイベント会場を、開始ゾーン、交流ゾーン、壁際ゾーンの3つのゾーンに分けると、もっとも名刺交換がしづらいのはどのゾーンかわかりますか?

 正解は開始ゾーンです。ここに留まっていてはいけません。

 開始ゾーンは、イベントのスタート地点であり、精神的にナーバスになりやすい場所です。
 会場に到着したばかりの人は、あれこれと考えて落ち着かない状態にあります。
 あたふたと遅れて到着したり、受付を済ましたり、クロークにコートを預けたり、室内を見まわして、知ってる人がいないか探したり、身だしなみを気にしたり、携帯電話をマナーモードに切り替えたり…。

 ここで出席者に話しかけるのはやめた方が賢明です。
 このゾーンで話しかけても、不安で落ち着かない人しかつかまりません。サイエンス・オブ・ピープルの調査では、開始ゾーンで話しかけていた人は、もらった名刺の数がもっとも少なかったのです。

 まだイベントに溶け込んでいない人に話しかけても、相手は気もそぞろだし、あなたの頭越しに会場を見まわして、見知った顔を探そうとするでしょう。そんな人が相手では、アイコンタクトをとるのも困難です。
 さらに彼らは話を切り上げて、飲み物や料理を取りに行ったり、主催者に挨拶したり、トイレに行ったりする確率が高く、あなたの話を落ち着いて聞いていないかもしれません。

 では、どこがいいのか。
 チャンスにあふれた場所は、交流ゾーンです。
 ドリンクを受け取る場所のあたりがおすすめです。

 開始ゾーンでは不安だった人も、ここにたどりつくころには落ち着いているし、ドリンクを片手に誰かと歓談したい気持ちにあふれています。そういう人がポツンと一人で飲んでいるところに話しかければ、あなたは救世主のように喜んでもらえるでしょう。

「ここのワインはどうですか?」と話しかけてもいいですし、「どうも。××といいます」でも構いません。

 その他にも、絶好の交流スポットがあります。
 主催者の近くです。
 飲み物を手にしたら、主催者に軽くあいさつしてお礼を言いましょう。主催者が参加者にあいさつしてまわる前に、誰かに紹介してくださいと頼むのが一番です。

「お招きいただきありがとうございます。素敵な方ばかりですね。私からご挨拶した方がいい人は、いらっしゃいますか?」

 ただし、何人かに紹介してもらった後は、主催者の邪魔はしないこと。でも、可能であれば、主催者の近く(視界)にとどまる。とくに会場に知り合いがほとんどいないときはそうします。
 視界に自分が見えていれば、主催者が、「友人の××さんを紹介しましょう。××さん、こちらに来てよ」と呼び掛けてくれる可能性が高くなるからです。

 もう一つ、ワザを紹介しましょう。
 それは、「小盛リスト(こもりすと)」になることです。
 立食パーティで料理を皿に盛るときは、一度にたくさん盛らず、小盛りにすること。小盛にして、何度も取りにいけるようにします。
 そうすれば、話が弾まないときも、「料理を取ってきます」といって自然に中断できるし、新しい人と会話を始める口実にもなります。

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