パクチーの香り豊かなエビ尽くしの「パクチー海老らぁめん」(950円)

写真拡大

絶対に食べておきたい東京23区のラーメン店をエリア別で紹介。今回は名店がひしめく練馬区でやみつきになる一品に出会える5店を紹介しよう。

【写真を見る】サラリとしたつけ汁とツヤのある中太ストレート麺が人気の「つけ麺(並)」(850円)

■ エビとパクチーの香りが満載!練馬で話題の個性派ラーメン「NOODLE DINING 03」

夜な夜なスープを研究していたオーナーが満を持して開いたラーメンダイニング。シンプルかつ、独特な深みのある無化調スープのラーメンを提供する。基本のスープは鶏ガラ+煮干し、背脂醤油らぁめんにはこれに豚骨スープも加えトリプルスープになる。個性的な味わいが特徴の「パクチー海老らぁめん」(950円)は、鶏ガラ+煮干しのスープに、エビのペーストとエビオイルを加えた香り高い赤いスープ。ワンタンにも豚挽き肉と大ぶりに刻んだエビが入っていて、まさにエビ尽くしの一杯だ。

■ 豚骨魚介スープ&自家製麺、あの名店が奇跡のカムバック「中華そば べんてん」

14年6月に惜しまれつつ閉店した名店が、16年9月にまさかの電撃復活。再オープン初日には、熱烈なファンが大挙して押し寄せた。豚骨魚介スープ&自家製麺という変わらぬスタイルで提供。サラリとしたつけ汁とツヤのある中太ストレート麺というビジュアルは、まさに昔のまま。短冊切りのチャーシューが沈むつけ汁はほんのりとした甘味と酸味がある「つけ麺(並)」(850円)は、根強い人気の一品。

■ 豚骨の旨味を極限まで抽出したドロドロ系「noodle lab style T」

茨城・千葉を中心に一大勢力を築く「麺屋こうじ」グループの東京最新店。基本のラーメンとつけ麺は豚骨魚介スープで、濃厚系の「RICH」もあり。つけ麺の大(330g)+¥100と特(430g)+¥200はつけ汁のお代わり自由。店名のとおり、実験室的な役割を果たしているので随時限定ラーメンも味わえる。「特製濃厚つけめん(並)」(990円)は、高性能の圧力釜で炊き上げ、骨の髄まで溶かして旨味を抽出した超濃厚な豚骨魚介スープ。特注の極太ストレート麺によくからみ絶品。

■ 化学調味料不使用の豚骨魚介スープが自慢!「RAMEN GOTTSU」

高田馬場の人気店「渡なべ」から独立した店主が作る、豚骨魚介スープが特徴の店。化学調味料を使わないスープは、煮干しや節、動物系の旨味十分。極太サイズの自家製メンマや味玉などの具が味の相乗効果を生む。店主の夫人手作りのチーズケーキも評判だ。人気メニュー「味玉らーめん」(880円)は、タレに島根から仕入れる再仕込み醤油を使用、特注麺に化学調味料不使用のスープとの相性がピッタリ。チャーシューやしっかり味付けされた味玉のトッピングも抜群だ。

■ ヒマラヤ岩塩が鶏清湯をまろやかな味わいに 「麺や 金時」

千葉・銚子の人気店「中華工房 幸貴」が12年に移転オープン。おすすめは「味玉塩らぁ麺」(880円)。スープに透明感がありながら、鶏の芳醇な香りと旨味をしっかりと立たせた濃厚な味わい。ヒマラヤの岩塩を使うことで塩味はまろやかに。程よい塩加減と甘味が絶妙なバランスをみせ、やみつきになる一杯だ。(東京ウォーカー・ラーメンウォーカー編集部)