写真:AFLO

イチローの復帰はマ軍の助けになるか?」の問いに、「イエス」と答えたのは半分に満たない48.76%。「ノー」が27.55%、「どちらともいえない」が23.69%。

 これは、イチロー(44)が6年ぶりに古巣復帰したことを受けて、マリナーズの地元紙「シアトル・タイムズ」がおこなったアンケート結果だ。

 日本のメディアは、こぞってメジャー現役最年長野手の契約を報じた。地元もさぞかし歓迎ムードかと思いきや、意外や意外、そうでもない。

 11年半所属したマリナーズでの実績は文句のつけようがない。2001年、新人で首位打者、盗塁王、最多安打、リーグMVP獲得を皮切りに、10年連続200安打のメジャー記録を作り、シーズン最多の262安打も達成した。

 本人も入団会見で、「いずれまたこのユニホームを着てプレーをしたいという気持ちが、心のどこかに常にありました」と、古巣復帰を喜んでいたのだが……。

「ノー」と答えた理由は、イチローの年齢にあると、ほぼ一致している。

「最悪の考え。若手を抜擢しないでどうする」「低迷チームを鼓舞するリーダータイプではない」などなど。同紙のコラムニスト、ラリー・ストーン氏も獲得に疑問符をつける一人だ。

「外野陣に怪我人続出のため代わりを探したが、44歳の彼を獲ったことは衝撃を受けた。昨年はマーリンズの代打要員で、ピークは過ぎている。自分自身のことを理解できる利口な人物だったなら、後進に道を譲ることを考えてオファーは断わったはずだ。FA市場には、カルロス・ゴンザレス、メルキー・カブレラらがいたのに……。まったく理解できない」

 イチローは入団会見で「今まで培ってきたすべてをチームに捧げたい、そういう覚悟」と語ったが、「そのチーム愛を信じられるか」と、現地のメジャー記者が語る。

「というのも、在籍時のイチローは、ボールでも打てるとなれば手を出すスタイルだった。当時マ軍はもっと四球を選ぶように求めたが、それでも変えなかった。チーム内では『あいつはヒット大好きで、自分のことしか考えていない』『ぶん殴ってやりたい』という声すら上がっていた。そのスタイルが変わったかどうか、スタッフ、選手も疑心暗鬼になっている」

 当時は圧倒的な力量のため自己チューも許されたが、“穴埋め的補強” ゆえに外野陣が復帰し、自身の打撃が不振ならば、途中解雇もありえる状況なのである。

 今季はエンゼルスの大谷翔平(23)との直接対決も数多く予想されるが、はたして大丈夫か。
(週刊FLASH 2018年3月27日・4月3日合併号)