ここ1〜2年の間、ハイエンドモデルのスマートフォンを中心に一般的となった特徴が2つあります。1つは、18:9の縦長ディスプレイ。16:9比率のスマートフォンと比較して表示範囲が広いため、縦画面で使うときは、ブラウジングする際に一画面の情報量が多くなるので、情報収集が一層便利になります。また、横画面で使用する際は、迫力ある映像コンテンツなどが楽しめます。

 そしてもう一つは、狭額縁です。本体の横幅が大きくなることなく画面サイズを広くすることができ、手とディスプレイが一体となったような感覚になります。

 さて、今年2月1日、ファーウェイ・ジャパンの公式Twitterが、「エントリーモデルの常識を変える!」とともに、突如として新製品の発売を予告しました(※関連記事)。そして2月7日、“新星”「nova lite」の後継機種である「nova lite 2」が発表されました。その際、筆者は2万円台中盤と比較的低価格にもかかわらず、先に記した18:9縦長ディスプレイを搭載し、狭額縁設計であることに驚きを覚えたとともに、購入意欲が沸々と湧いてきました。そのため、発売開始すぐにポチってしまいました。

低価格でハイエンドモデルの特徴を取り込んだ「nova lite 2」

 5.65インチの18:9縦長フルHDディスプレイを搭載し、チップセットはミドルクラスのスマートフォンで使われているKirin 659(2.36GHz×4+1.7GHz×4/オクタコア)を採用、3000mAhのバッテリーに最新のAndroid 8.0「Oreo」がプリインストールされているなど、スペック面は至れり尽くせりの内容となっています。MVNOでしか取り扱っていない本機種は、各事業者によって販売価格が異なります。筆者の場合、gooSimsellerで音声通話SIMをセットで契約し、9800円(税抜)で購入しました。

 スタイリッシュでシンプルな箱の中には本体のほか、クイックスタートガイド(簡易説明書)や5V1A出力のACアダプタ、microUSBケーブル、イヤホン、SIMピン、クリアケースが付属しており、出荷時点で簡易的な液晶保護フィルムが貼付されているなど、届いたらすぐに使えるようになっているのが嬉しいポイントです。

付属品が充実しており、届いたらすぐ使える

簡易的な液晶保護フィルムがあらかじめ貼付されている

 本体は厚みが薄く、金属で身をまとった上品な質感が感じられ、エントリーモデルとは到底思えません。

 メインカメラは1300万画素+200万画素の被写界深度測定用のデュアルレンズとなっており、繊細できれいな写真が撮影できます。また、背景をぼかして味のある1枚を撮れる「ワイドアパーチャ機能」や、ビューティー効果とボケ味を同時に適用し、肖像画のような写真が撮れる「ポートレート」など、楽しく写真を撮るための機能がこれでもか! というほど入っています。

デュアルレンズカメラで、コンパクトデジカメ並みの綺麗な写真が撮れる

背景をぼかしてメインの被写体を際立たせる「ワイドアパーチャ機能」

ワイドアパーチャ機能の加工度合いは、写真撮影後も調整可能

肖像画のような写真が撮影できる「ポートレート」

 機能面では、Android 7.0以降のスマートフォンに標準搭載されている「マルチウィンドウ」は縦長ディスプレイの強みを活かし、それぞれの領域が幅広く表示されます。また、3本指でスクリーンショットが撮影できる機能や、公衆無線LANなどの電波の中継器として使える「Wi-Fiブリッジ」など、便利な機能が豊富に搭載されています。

「マルチウィンドウ」は、大画面で幅広く使える

3本指でスクリーンショットが撮影できる

自宅のWi-Fiの電波が弱いときなどに使える「Wi-Fiブリッジ」

 しかしながら、接続端子がmicroUSBなので、USB Type-Cが主流となっている現在は少し不便だと思うかもしれません。ですが、そのようなマイナス面を遥かに上回る快適さが感じられます。

 何かとお金がかかるこの季節。けれど、「新しいスマホに変えたい!」と思っている読者の方々は、低価格でありながら充実の性能の“新星”を手に入れ、気分も新たに新年度のスタートを切ってみてはいかがでしょうか。