洗面所が臭〜い! 銅製ストレーナーで一発解決

 春が近づくと、なーんか臭ってくる拙宅の洗面所。原因は、恐らく洗面台の排水口内部です。雑菌が繁殖するかなにかして、微妙にドブっぽい悪臭が漂ってくるんですよね〜。

 こういう場合はアレだ! パイプユニッシュとかパイプマンとか、排水パイプ内部を洗浄する液体! これを使ってパイプ内の汚れを除去してゆくッ!

 という流れで毎年、洗面台排水口の汚れを除去しています。が、今年は何度やっても僅かな悪臭が残る。毎年コレでニオイがなくなっていたのに〜! なんで? ともあれ、粘り強く汚れ除去。洗浄剤を何度か使い、洗面台にためた水を勢いよく流したり、いろいろトライした結果、ようやくイヤなニオイを消すことに成功しました♪

 と思った翌日、再度イヤなニオイが。マジで? 何コレ? ナンなの今回の悪臭! かなりシツコイんでした。

問題の洗面台。たまに猫が入り込んで寝たりしますが、ミョーなニオイがすると猫も近寄りません。排水口からイヤなニオイが出てくる感じ。

 あーもーどうしよう〜? じゃあ業者に頼……あ、アレって効くかな? ひとつ思い出したモノがありました。

 それは銅製のゴミ受け(ストレーナー)です。排水口にゴミが流れ込まないようにするフィルター的な存在ですが、銅製のものにすると排水口内部に汚れが付きにくくなる……というか、排水口内で雑菌が繁殖するのを抑制する効果があるようです。拙宅のほかの場所では、排水口付近のヌメリ付着防止に銅製ゴミ受けを使っていて、十分な効果を発揮しています。

 というわけで、試しに洗面所の排水口に、銅製ゴミ受けをセットしてみることに。さてさて、どうなるかな?

公式ページ)です。Amazonで842円でした。写真は新品の状態ですが、使っていると次第に茶色く変色していきます。変色しても銅の抗菌効果は続きます。">

使用した銅製ゴミ受け。三栄水栓の「洗面器ゴミ受 洗面所用 PH3920-2」(公式ページ)です。Amazonで842円でした。写真は新品の状態ですが、使っていると次第に茶色く変色していきます。変色しても銅の抗菌効果は続きます。

 結果、まったく驚いたことに、銅製ゴミ受けをセットした翌日から、ほぼ臭わなくなりました! 排水口に顔を近づけて鼻から息を吸っても臭わない。うそ〜ん! マジで?

 考えてみれば、恐らくニオイの原因は、排水口内部に付着した汚れの表面で雑菌が繁殖していることだと思われます。そこにたびたび銅イオンなどの「抗菌効果を発揮する成分を含んだ液体」が流れるんですから、雑菌が繁殖しにくくなり、悪臭が抑えられたのだと思います。

 しかしまあ、銅製ゴミ受けを置いた翌日に、あのシツコかった悪臭がフッとなくなるとは! 効き目、速っ! 改めて銅が持つパワーに驚かされました。

仕事場流し台がヌメる〜! 銅製ゴミ受けで解消&10年以上経過

 銅製のストレーナーの類を使ったのは初めてではありません。15年くらい前にも使用。仕事場にある流し台の樹脂製ゴミ受けにすぐヌメリが付着するので、その対策として銅製のゴミ受けを使いました。その結果、銅製ゴミ受けにはヌメリが付着することはなく、その周囲の樹脂パイプにも汚れが付きにくくなりました。

15年くらい前に使い始めた仕事場シンク用の銅製ゴミ受け。10円玉のような色になり、裏面には緑青(ろくしょう)のようなサビもありますが、問題なく使えています。

 じつは、この銅製ゴミ受けを設置してから、排水口を掃除した記憶がほとんどありません。仕事場では、来客があったりして、砂糖が入った飲料の残りを排水口に流したり菓子類の汚れを洗い流したり。スープ的なものの残りを流しちゃうことも。でも、頻繁にシンクを使うわけではないので、そういう「雑菌が好みそうな汚れが排水口内に残ったままになりがち」だったりもしました。当然、排水口周辺には速攻で黒っぽいヌメリ汚れが。ともあれ、ヌメリ汚れが出て、悪臭も出るようになりました。

 そこで、排水口周辺をしっかり掃除して、銅製ゴミ受けを設置。その後も飲料やら菓子類の汚れやらをシンクに流しました。銅製ゴミ受け内には、網目を通れないゴミがたまるので、ときどきそれらを流しましたが、それ以外の掃除をした記憶がほぼないんです。

 なのに、排水口内部はけっこーキレイなまま。凄いかも。いや、凄い!

仕事場の排水口から銅製ゴミ受けを外した状態。若干の黒っぽい汚れが見えますが、全然掃除していないわりにはかなりキレイです。銅製ゴミ受けを置く前は、2〜3週に一度はまっ黒にヌメった排水口を掃除していましたが、銅製ゴミ受けを置いてからほとんど掃除レスに。

 銅の抗菌効果については広く知られているところですが、より詳しくお知りになりたい方は、日本銅センターの「銅の殺菌性」や、日本伸銅協会の「銅と健康」といったコンテンツをご参照ください。日本銅センターでは「Cu→Cu+→Cu2+に伴い、H2O→H2O2→OH・+OH-ヒドラオキシラジカルが強い殺菌力を発揮」などと説明されています(ほかの説明もあります)。活性酸素により雑菌などの分子を破壊しちゃうっぽい!?

 こういった抗菌効果を「微量金属作用」と呼ぶそうです。銅以外の金属にも同様の抗菌効果があり、具体的には金、白金、銀、水銀、鉛、バリウムなどにも抗菌効果があるそうです。でもまあ、銅がいちばん身近で使いやすいんでしょうね。

いろいろある「ツカエる銅」

 仕事場シンクは銅製ゴミ受けでずーっとキレイ! 洗面所の悪臭も銅製ゴミ受けで一発解消〜♪ というわけで、最近は銅による水回りの抗菌にちょっとハマっているんでした。

 調べてみると、水槽などに銅を入れておくと、藻やボウフラの発生を抑えられるそうです。また、雑菌の繁殖も抑えるため、水が腐りにくくなるらしいので、屋外に雨水を貯め置きするときにツカエますね。銅はある程度摂取しても大丈夫というか、ある程度摂取したほうが良い「生体内に約80mg存在する微量必須ミネラル」だそうですが、まあ敢えて飲み水に入れるって話はあまり聞きません。

 ともあれ、雑菌の繁殖を抑えたり、ボウフラを住みにくくしたりと、都合良く使える銅。また、値段も比較的に安いので、多用するのも現実的な素材です。にわか銅野郎の筆者なわけですが、安価で使いやすい「銅」を、以下に挙げてみたいと思います。

銅製の屋根の修理やシールド用途として、粘着剤付きの銅テープが市販されています(写真左)。これを風呂場の排水に貼っています(写真中央)。表面積が大きいほうが多量の銅イオンが発生するだろう的な理屈。剥がす必要がなければ、とても手軽な銅パワー利用方法でもあります。ただ、銅テープってちょっと入手性が悪かったりしますし、余っちゃったりもします。ですので、単なる銅板(写真右)をカットし、その片面に両面テープを貼り、水回りに貼り付けてもいいように思います。厚い銅板だと切りにくいので、0.2〜0.3mmなどの薄いものがオススメ。

左写真の銅製タワシは、表面積という観点では非常に有利だと思います。もちろん、フツーにタワシとして使えます(ただし対象の材質によっては対象に銅が付着して色づくことがあります)。適当にカットして台所などのゴミ受けに置いておくというテも。銅製ゴミ受けはそこそこの値段がするので、ゴミ受けを銅製にするかわりに銅製タワシを使うと経済的です(ただし樹脂製のゴミ受けの銅製タワシから離れた位置にはそれなりにヌメりが出たりします)。水と触れて銅イオンが発生すればいいので、銅が含まれていればナンでもOKですね。中央は銅含有台所用クロス。右は銅製の針金です。細い銅製の針金を丸めれば、銅製タワシとまでは行きませんが、そこそこの表面積を稼げると思います。

いちばん身近なのは10円硬貨かもしれません……が、銅イオンを発生させる目的で10円硬貨を利用して良いのか、微妙にモヤモヤするところです。ちなみに、10円硬貨以外では、500円硬貨(銅含有率約72%)、100円・50円硬貨(銅含有率約75%)、5円硬貨(銅含有率約60〜70%)に銅が含まれています。10円硬貨の銅含有率は約95%。銅イオン的観点からすると、5円硬貨はなかなかのコストパフォーマンス?

 まだ試していませんが、たとえば銅製タワシをトイレのタンク内の水に浸すなどすると、トイレにできがちな黒ずみ汚れが防げたりするんでしょうかね? まだ黒ずみ汚れが出る季節って感じではありませんが、これから暖かい季節になり、トイレはもちろんそれ以外の水回りにも汚れが発生しがち。細菌由来の汚れを、銅パワーでどの程度低減させられるのか、鋭意試していきたいと思いますっ!