スペイン・バルセロナの空港で、セキュリティーチェックを受ける乗客ら(2017年8月14日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペイン警察は13日、中国人による英国やアイルランドへの密航を、1人当たり2万ユーロ(約265万円)であっせんしていた組織を摘発し、主に中国人155人を逮捕したと発表した。

 警察が出した声明によると、逮捕者の中にはバルセロナで身柄を拘束した主犯格とみられる4人も含まれているという。

 摘発に先立つ捜査は3年に及び、「今回解体されたネットワークは、極めて閉鎖的、組織的、階層的だった」としている。

 当局が捜査に乗り出したのは、バルセロナ空港の職員が、英国に向かう中国人の身分証明書の偽造が目立って増えていることに気が付いたのがきっかけだったという。

 警察発表によると、被害者はそれぞれ2万ユーロ支払い、欧州のシェンゲン協定(Schengen Agreement)に基づきパスポートなしで自由に往来できるシェンゲン圏に入り、中国で捏造(ねつぞう)された偽造書類を受け取るまで、スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州内各地のアパートに一時的に滞在していたという。
【翻訳編集】AFPBB News