ネパールの首都カトマンズで、大破・炎上した旅客機の残骸と、そのそばで離陸する飛行機(2018年3月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ネパールの首都カトマンズの空港でバングラデシュのUSバングラ航空(US-Bangla Airlines)の旅客機が着陸に失敗し、大破・炎上した事故で、滑走路への進入をめぐって操縦士と管制官との間で混乱が生じていたとみられることが、航空当局が回収したフライトレコーダーの記録から明らかとなった。

 12日に発生した事故でUSバングラ航空機は空港そばのサッカー場に突っ込み炎上。乗客乗員71人のうち49人が死亡するという、ここ数十年でネパール最悪の事故となった。

 目撃者らは事故機が着陸直前に突然向きを変えたと話しているが、USバングラ航空のイムラン・アシフ(Imran Asif)最高経営責任者(CEO)は12日、同機が滑走路に進入しようとした際に「管制塔からの不手際があった」との見方を示した。

 一方、ラジ・クマール・チェトリ(Raj Kumar Chhetri)空港長はAFPに対し、事故原因を断定するのは時期尚早だと指摘。調査はバングラデシュ当局と合同で行うとした上、「過失があったのは操縦士側か管制側かは特定が待たれる」と述べるにとどめた。

 管制官と操縦士との会話の録音記録によると、空港に一つしかない滑走路をどちら側から進入するかについて両者の間で混乱が生じていたとみられるという。
【翻訳編集】AFPBB News